ショート丈ダッフルコートで軽快に決める!秋冬の合わせ方

厚手のロングコートを羽織ると、それだけで動きにくくなって気が重くなる。そんな時に頼りたいのが、丈を短くしただけで一気に身軽になるショート丈のダッフルコート。トグルボタンの野暮ったさが残らず、パンツの表情までちゃんと見せてくれるので、脚長効果も狙えるのが嬉しいところです。ただ、丈を短くする分だけパンツとのバランスが難しくなるのも事実。というわけで、ショート丈ダッフルコートを軽快に着こなすコツをご紹介していきます!

目次

なぜ今、ショート丈ダッフルコートが軽快でいいのか

理由は単純で、丈が短くなるだけで生地の分量がぐっと減り、動いたときの体の追従がまるで違うからです。

ダッフルコートはもともとトグルボタンやフード、太めのステッチなど、ディテールの情報量が多いアウターです。そこに長い丈まで加わると、どうしても「着られている」印象になりがち。ショート丈ならディテールの存在感はそのままに、腰から下は身軽な足元を見せられるので、パンツのシルエットや靴まで含めて全身のバランスが取りやすくなります!子供っぽく見えると敬遠されがちなダッフルコートですが、丈を短くするだけで一気に大人のカジュアルスタイルに寄せられるのが面白いところ!

満員電車での乗り降りや、階段の上り下り、自転車移動など、日常の動作がそのままラクになるのもショート丈の隠れたメリットです。ロング丈が持つ重厚感とは真逆の、軽快さと機動力で勝負したい人にこそ試してほしい丈感です。

ロング丈との印象差

ロング丈のダッフルコートは、防寒力と存在感を優先したいときの選択肢です。裾が太ももから膝あたりまで隠れるので、シルエット全体がコートに支配されて、コーディネートの主役は完全にアウターになります。かっちりとした落ち着きが出る一方で、下半身の情報がほとんど隠れてしまうため、パンツや靴を頑張って選んでもコーデとして見えづらいという難点もあります。

一方でショート丈は、コート自体は主役級のディテールを持ちながらも、パンツや靴までコーデの一部として見せられるのが最大の違いです。着ぶくれしにくく、屋内で脱いだときのインナーとのバランスも取りやすいので、電車移動や仕事帰りの外食など、着たり脱いだりが多いシーンとも相性がいいです。重さで安心感を出したいならロング、軽さで機動力を出したいならショート、というくらいの住み分けで考えると選びやすいはずです。

選び方のコツ

まず見るべきは丈感です。目安は腰骨からヒップが隠れるあたりまでで、これより短いとジャケットに近くなり、ダッフルコートらしいゆったり感が薄れます。試着するときは、トグルボタンを全部留めた状態で鏡の前に立ち、裾の位置と幅感を確認するのがおすすめです。

シルエットは細身とやや余裕のあるタイプの2択。細身はパンツのラインをそのまま見せたい人向き、余裕のあるタイプはインナーを厚めに重ねたい真冬向きです。素材はメルトンが定番で、しっかりとした厚みがあるぶん型崩れしにくく、ショート丈でもだらしなく見えません。

トグルボタンの太さやフードの大きさも、丈が短い分だけ全体の中で目立ちやすいポイントです。トグルが細くフードが控えめなタイプはすっきりときれいめに、トグルが太くフードにボリュームがあるタイプはカジュアルで存在感のある印象になります。ポケットの位置も忘れずにチェック。腰の高い位置に付いているタイプは、ショート丈との相性が良く脚長効果も出やすいです。全体のバランスを見て選ぶと失敗しにくいです!

前立てのトグルボタンの数も意外と印象を左右します。3〜4個の一般的なタイプはバランスが取りやすく、5個以上並ぶタイプは縦のラインが強調されて、ショート丈でもすらっと見えやすくなります。襟の高さも要チェックポイントで、襟が高めのタイプはマフラーなしでも首元が寂しく見えず、ショート丈のコンパクトな見た目とも相性がいいです。

パンツの丈感とのバランス

ショート丈ダッフルコートを着こなすうえで一番差が出るのが、パンツの丈感です。コートの裾からパンツが見える面積が広い分、パンツの丈が合っていないとコーデ全体のバランスが崩れやすくなります。

くるぶしが見えるくらいの少し短めの丈にすると、足首が見えて軽快な印象が強まり、ショート丈のコートとの相性が抜群です!逆に裾が長すぎてパンツが靴に被ると、せっかくの軽快さが半減してしまいます。ワンロールして調整するだけでも見え方はだいぶ変わるので、購入時のままの丈で満足せず、一度合わせ鏡でチェックしてみてほしいところです。太めのパンツを選ぶ場合も、裾だけは絞れるタイプを選ぶとショート丈のコートとの相性がぐっと良くなります!逆に裾を広めに残したワイドシルエットも、コートのコンパクトさとの対比で今っぽく見せられる選択肢のひとつです。

トップスとの色合わせ

インナーのトップスは、コートの裾から見える面積が少ない分、色の効かせ方がロング丈以上に重要になります。

黒のダッフルコートには、白のタートルネックやニットを合わせると、襟元からのぞく色でメリハリが生まれて顔まわりが明るく見えます!逆にグレーやベージュのニットを合わせると、全体がまとまってきれいめな印象に寄せられる〜、というのもショート丈ならではの見せ方です。ネイビーのシャツをインナーに使えば、黒との相性も良くコーデ全体が引き締まって見えます。

ベースを白黒でまとめておいて、マフラーやニット帽で差し色を1箇所効かせるのがDOMEBRAの基本ルールです。カーキやバーガンディ、マスタードといったアースカラーを差し色にすると、秋冬らしい深みが出ておすすめです。色を足すのはコートとパンツ以外の1箇所までに絞ると、うるさくならずにまとまります。トップスの色をひとつ変えるだけでコーデ全体の印象がガラッと変わるので、いくつか試してお気に入りの組み合わせを見つけてほしいところです。

着こなし・パンツ別の合わせ方

デニム

一番合わせやすいのがデニムです。濃紺のデニムと合わせれば、ショート丈の軽快さがそのまま活きたカジュアルスタイルに決まります!色落ちの効いたブルーデニムなら、こなれた抜け感が出せます。黒デニムと合わせれば、都会的でシックな雰囲気にもまとめられます。

ダメージデニム

少し可愛さの残るダッフルコートに、ハードなダメージデニムを合わせると、テイストの違うアイテム同士でちょうどいいバランスが生まれます!膝上にダメージが入ったデニムなら、ショート丈のコートと視線の位置が近く、まとまりが出やすいです。甘さと無骨さのミックス感を楽しみたい人にはこの組み合わせがイチオシです。

スラックス

きれいめに寄せたいなら、黒やチャコールのスラックスがおすすめです。細身のスラックスと合わせれば、ショート丈のコートのコンパクトさが際立ち、ジャケットスタイルの延長としても着られます。テーパードシルエットなら、裾がすっきりして足元まで軽さが続きます。革靴やローファーと合わせれば、通勤コーデにもそのまま使える上品な仕上がりになります。

体型別の見え方

体型 見え方 おすすめの合わせ方
細身 布の量が少ないぶん、すっきり見えやすい 余裕のあるシルエットで防寒力を補う
がっしり ディテールが目立ちやすく力強い印象 細身のパンツで縦のラインを作る
小柄 丈が短い分、脚長に見えやすい ロング丈よりバランスを取りやすい

僕みたいなチビは、ロング丈だと裾に着られてしまってバランスが崩れがちなんですが、ショート丈だと逆に足の長さが強調されて助かるんです〜(笑)!!細身の人はコートだけで防寒力が心もとなくなりやすいので、インナーダウンやヒート系のインナーで補うのがおすすめです。がっしりした体格の人は、ディテールの多さがそのまま迫力になるので、パンツをすっきりまとめて縦のラインを意識すると全体が間延びしません。

気をつけたいこと・やりがちな失敗

一番多いのが、丈の短さだけを見てサイズを選んでしまうことです。肩幅や身幅が合っていないと、丈が短い分だけシルエットの崩れが目立ちやすくなります。気になるなら、まず肩と身幅を基準に選んで、丈は次点で見るのが無難です。

もうひとつが、パンツの丈を合わせずに購入時のままで着てしまうことです。せっかくのショート丈も、パンツの裾が長すぎると軽快さが消えてしまいます。気になるならワンロールか裾上げで調整を。でもあえて裾を長めに残して、コートとパンツの境目をぼかす着方も今っぽくて面白い選択肢です!

さらに、真冬の防寒力を軽く見てしまうのもよくある失敗です。ロング丈に比べるとどうしても風の入り方が違うので、マフラーやインナーダウンで防寒力を補う前提で選んでおくと安心です。厚手のニットを1枚仕込んでおくだけでも、体感温度はだいぶ変わってきます。

最後に、メルトン素材ならではの毛羽立ちや型崩れにも注意しておきたいところです。リュックやショルダーバッグを同じ場所でこすり続けると、その部分だけ生地の表情が変わってきます。気になるなら、バッグを持つ位置を時々変えるだけでも進行を遅らせられます。長く着るアイテムだからこそ、こうした小さな気配りが型の良さを保つコツです。

ショート丈ダッフルコートは着るだけで軽快に決まる1着

僕がショート丈のダッフルコートを気に入っているのは、ロング丈にはない身軽さがそのままコーデの軽さにつながることです。

黒のデニムに白いスニーカー、それだけの組み合わせでも、コートをショート丈にするだけでちゃんと考えたコーデに見えるのが嬉しいところ!パンツの表情まで見せられるので、丈感さえ合わせれば失敗しにくい〜、そんな安心感のあるアイテムです。動きやすさを優先しても、ディテールの効いた見た目まで諦めずに済むのがこの丈の面白さだと思います。

ロング丈のダッフルコートに重さを感じていたなら、次はショート丈を試してみるのがおすすめです。今シーズン軽快なショート丈ダッフルコートをお探しでしたら、是非参考になさってみて下さい!

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この記事を書いた人

「何を買えばいいか分からない」。昔、外見でつまずいたときの僕がそうでした。そこから服の力に気づいて、DOMEBRAでは、カジュアルにアウトドアやストリート、ドメブラを混ぜた着こなしを軸に、選び方から合わせ方まで紹介しています。

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