ニットパーカーは素材感で選ぶ!スウェットとの違いと着こなし方

メンズおすすめニットパーカー

パーカーといえばスウェット地を思い浮かべる人が多いですが、実はニット素材のパーカーもかなり優秀な選択肢です。同じフードにジップやプルオーバーという形をしていても、生地がニットに変わるだけで表情がまったく変わります。プルオーバーならデニムやチノでカジュアルに、スリムなニットならスキニーやスラックスできれいめにと、1着で振れ幅が広いのも魅力。というわけで、ニットパーカーの素材感の楽しみ方と、失敗しない選び方・着こなし方をご紹介していきます!

目次

なぜ今ニットパーカーなのか

理由はシンプルで、パーカーというカジュアルの定番を、素材ひとつでいつもと違う顔にできるからです。

スウェット地のパーカーは1着あれば十分便利ですが、みんな似たような見え方になりやすいアイテムでもあります。ニットパーカーはフードやジップという形はそのまま、生地だけが編み物に変わるので、カジュアルすぎず、かといって畏まりすぎない絶妙な立ち位置に収まります。デニムに合わせればラフに、スラックスに合わせればきれいめに寄る振れ幅の広さもニットならでは。普通のパーカーしか持っていない人にこそ試してほしい1着です!

スウェット地との質感の違い

同じ「パーカー」というくくりでも、スウェットとニットでは質感がまったくの別物です。

スウェットはループ状の裏毛が空気を含んでふっくらしていて、カジュアルでラフな印象が強くなります。一方ニットは糸を編んで作るので、表面に凹凸や編み目の陰影が出て、遠目にも「ちゃんと素材を選んでいる」空気が出やすいのが特徴です。厚手のスウェットはどうしても着ぶくれしがちですが、ニットは薄手のゲージ(編み目の細かさ)を選べば、シルエットをすっきり保ったまま防寒もできます。カジュアルに寄せたいならスウェット、きれいめに寄せたいならニットと覚えておくと選びやすいです!同じ「パーカー」という言葉でくくられているのに、この差は地味に大きいです〜。

素材 質感の印象 得意なスタイル
スウェット地 ふっくら・ラフ・カジュアル デニム主体の普段着コーデ
太めゲージのニット ボリューム感・あたたかみ モコモコ系のリラックスコーデ
ハイゲージのニット シャープ・上品・光沢感 スキニーやスラックスのきれいめコーデ

プルオーバーとスリムタイプの印象差

ニットパーカーには大きく分けて、ゆったりめのプルオーバータイプと、体に沿うスリムタイプがあります。

プルオーバータイプはジップがない分シルエットに余裕があり、デニムやチノとの相性が良いカジュアルな1着。着膨れしにくい薄手のものを選べば、シャツの上に羽織ってレイヤードするような使い方もできます。対してスリムタイプは体に吸い付くようなシルエットで、スキニーデニムやテーパードのスラックスと合わせるとぐっと大人っぽくまとまります。ライダースやテーラードジャケットのインナーに仕込んでも、もたつかずにきれいなラインを保てるのがスリムタイプの強みです。ゆったり楽をしたい日はプルオーバー、きちんと見せたい日はスリムと、気分で使い分けるのもおすすめです!スリムタイプの縦ラインの効き方はマジで侮れません。

選び方のコツ

まず見るべきは編み地の厚みです。厚手はそれだけで存在感が出てアウター代わりにもなりますが、着膨れしやすいので体格に合わせて選ぶのが無難。薄手のハイゲージは重ね着がしやすく、インナーとしても1枚でも使い回せる万能さがあります。

色は黒・グレー・ネイビーなどのベーシックカラーが最も合わせやすく、白黒ベースにこの1着を差し色として効かせる使い方もできます。杢調(異なる色の糸を混ぜて織った風合い)やケーブル編みなど柄が入ったタイプは、それだけで上品な雰囲気が出るので、シンプルなパンツと合わせて主役にするのがおすすめです。

サイズはジャストとオーバーで印象がかなり変わります。ジャストサイズはきれいめに、少し大きめはリラックス感が出てカジュアルに寄ります。冬はインナーを重ねる分、試着のときは普段より1枚多く着た状態で肩まわりを確認しておくと、シーズン中の着膨れを防げて失敗しにくいです!個人的にはこのひと手間で仕上がりがかなり変わると感じています。

一枚着とインナー使いの使い分け

ニットパーカーの面白いところは、1枚でも様になるし、インナーとしても優秀という両立の効きやすさです。

薄手のニットパーカーは、カットソー感覚でライダースジャケットやモッズコートの中に仕込めます。フードのボリュームがハードなアウターの硬さをやわらげてくれるので、テーラードジャケットのインナーに使ってもカジュアルダウンしすぎません。中にヒートテック系のカットソーを1枚忍ばせれば、薄手でも防寒性はしっかり確保できます!こんなに便利なインナー使いができるアイテムはなかなかありません〜。

逆に厚手やモコモコ系のニットパーカーは、1枚でしっかり主役になれるタイプです。デニムやスウェットパンツと合わせるだけで様になるので、休日のリラックスコーデにはこちらが向いています。1枚着で使うか、インナーとして仕込むかは、その日の気温と着たいシルエットで決めるくらいのゆるさで十分です。

丈の長さによる合わせ方

ニットパーカーはロング・ミドル・ショートと丈のバリエーションが豊富で、丈が変わるだけで似合うパンツも変わってきます。

腰まわりを覆うロング丈は、それだけでアウター感覚で着られる存在感があります。太めのカーゴパンツやワイドなスウェットパンツと合わせても、上下のボリュームバランスが取りやすいのが利点です。標準的なミドル丈は最も汎用性が高く、デニムからスラックスまでほぼどんなパンツにも合わせやすい万能選手。腰の位置で切り替わるショート丈は、レイヤードしたときにインナーがちらっと見えるのが魅力で、着丈の長いアウターやコートのインナーに仕込むとバランスよく収まります。手持ちのパンツに合わせて丈を選ぶと、コーデ全体がまとまりやすくなります!個人的なイチオシはミドル丈で、1着目に迷ったらここから選ぶと失敗しにくいです。

着こなし・パンツ別の合わせ方

デニム

一番合わせやすいのがデニムです。濃色のリジッドデニムと合わせれば、ニットの上品さとデニムの無骨さが混ざったちょうどいいカジュアルに。色落ちしたブルーデニムなら、抜け感のあるラフな雰囲気になります。細身のスキニーデニムとスリムタイプのニットパーカーを合わせれば、縦のラインがきれいに出る着こなしが完成します!

スラックス・テーパードパンツ

黒やチャコールグレーのスラックスと合わせると、パーカーなのにきちんと感のあるスタイルに寄ります。裾に向かって細くなるテーパードシルエットのパンツなら、スリムタイプのニットパーカーと縦のラインが揃って、全体がすっきりまとまります。シャツを中に仕込んでレイヤードすれば、ジャケパンスタイルの延長としても成立します。

スウェットパンツ・ワイドパンツ

トレンドのスウェットパンツやワイドパンツと合わせれば、今っぽくリラックスした雰囲気に。裾を絞ったシルエットのパンツなら、ボリュームのあるプルオーバータイプとのバランスも取りやすいです。足元をスニーカーでまとめれば、休日にちょうどいい肩の力が抜けたコーデになります!

気をつけたいこと・やりがちな失敗

ニットならではの失敗として多いのが、薄手タイプの透けです。淡い色や編み目の粗いローゲージは、光の当たり方によってインナーの色や肌の色が透けやすくなります。気になるなら、色の濃いインナーか同系色のインナーを選んでおくのが無難。でもあえてインナーの色をわざと見せるレイヤードにすると、それはそれで今っぽいアクセントになります。

シワも気にしておきたいポイントです。ニットは畳んでハンガーにかけずに置いておくとシワが入りやすく、特に厚手のケーブル編みは戻りにくいこともあります。気になるなら、着る前にスチームを軽く当てるだけでかなり印象が変わります。

もうひとつが首元のヘタりです。プルオーバータイプは頭を通す動作を繰り返すうちに、首まわりのリブが伸びてだらしなく見えてしまうことがあります。気になるなら、首を通すときはえりを両手で軽く広げてから被るだけでもかなり違いますし、脱ぐときも同様に丁寧に扱うと長持ちします。多少ゆるくなってきても、それはそれで着慣れた感じが出て味になると考えると気が楽です〜。地味にもったいない失敗なので、ここだけは覚えておいてほしいです!

お手入れ・保管で長持ちさせる

ニットは他の素材に比べて毛玉ができやすいので、着用後は毛玉取り器やブラシで軽くケアしておくと見た目がぐっと長持ちします。保管はハンガーにかけると型崩れしやすいので、畳んでたたむのが基本です。

天気の面では、ニットは湿気をやや吸いやすい素材でもあります。雨に濡れると乾きにくく、型崩れの原因にもなるので、小雨でも羽織りものを1枚挟んでおくと安心です。とはいえ雨の日に着られないアイテムというわけではなく、湿気の多い日は少し気を使う程度に考えておけば十分です。日頃のブラッシングだけでも、翌シーズンの見た目がかなり変わります!

ニットパーカーは1着でコーデの幅が広がるアイテム

僕がニットパーカーを気に入っているのは、普通のパーカーと同じ感覚で着られるのに、素材ひとつで印象がガラッと変わるところです。

デニムに合わせればラフに、スラックスに合わせればきれいめに。プルオーバーとスリム、厚手と薄手を使い分けるだけで、手持ちのワードローブがぐっと広がります。スウェット地のパーカーしか持っていない人ほど、質感の違いに驚くはずです〜。着るだけでちょっと気合いが入っているように見える、地味にお得な1着です!今シーズン新しいニットパーカーをお探しでしたら、是非参考になさってみて下さい!

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この記事を書いた人

「何を買えばいいか分からない」。昔、外見でつまずいたときの僕がそうでした。そこから服の力に気づいて、DOMEBRAでは、カジュアルにアウトドアやストリート、ドメブラを混ぜた着こなしを軸に、選び方から合わせ方まで紹介しています。

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