防寒スニーカーやスノーブーツ、どうやって選んでますか。見た目だけで選ぶと、雪道でツルッと滑ったり、気づいたら靴の中がぐっしょり濡れていたりして地味に痛い目を見ます。かといって機能重視のいかつい靴だと、雪山を降りて街を歩くときにちょっと浮いてしまう。今回は、雪道でも街でも使える防寒スニーカー・スノーブーツの選び方を、グリップ力や防水性の見極め方から着こなしまでまとめてご紹介します!
なぜ防寒スニーカーなのか
理由はシンプルで、普段のスニーカーやキャンバス地の靴では雪道が持たないからです。
キャンバスやメッシュのスニーカーは通気性がいい分、雪や水をそのまま吸い込みます。靴下まで濡れると体感温度がガクッと下がって、そこから先はもう外出を楽しむどころじゃなくなる。防寒スニーカーやスノーブーツは、アッパーの防水性とソールのグリップ、内側の保温素材をまとめて備えているので、雪道を歩くこと自体を気にしなくてよくなります。
しかも今の防寒スニーカーはデザインがかなりこなれていて、雪山仕様の見た目のまま街に出ても浮きません。機能とデザインを両方取りに行けるのがドメブラ的には一番の魅力で、一足で雪道も街も両方こなせるのが強いです!
選び方のコツ
防寒スニーカーは防水性・保温性・グリップ力の三つで見るとブレません。
| 見るポイント | チェックする場所 | 目安 |
|---|---|---|
| 防水性 | アッパーの素材・縫い目・シューレースまわり | 撥水コーティングや防水メンブレンの表記があるか |
| 保温性 | インソール・裏地・アッパーの内張り | ボアや起毛素材が入っているか |
| グリップ力 | ソールのパターン・ゴムの質 | 溝が深く、低温でも硬くなりにくいゴムか |
素材で言うとレザー系は水を弾きやすく型崩れにも強い一方、ゴツくなりがち。ゴム引きのアッパーは完全防水に近いですが蒸れやすい。スエードはどうしても雪道には弱いので、選ぶなら防水加工済みのものに限ります。用途と予算で選び分けるのが正解です!
ソールのグリップを見極める
雪道での安全は、ソール次第と言ってもいいくらい重要な部分です。
溝が浅いフラットなソールは、凍結した路面だとほぼ滑り止めの役割を果たしません。選ぶなら溝が深く方向がバラけたパターンのソールで、氷の上でも接地面が逃げにくいものを。ゴムの質も見逃せないポイントで、普通のゴムは気温が下がると硬くなって逆に滑りやすくなります。低温でも柔らかさを保つ配合のゴムを使ったモデルは、そのぶん凍結路面での安定感がまるで違います!
厚みのあるソールは防寒スニーカーにはほぼ必須ですが、そのぶんどうしても足元にボリュームが出ます。僕みたいに脚が細いタイプだと、下だけゴツくなって全体のバランスが崩れがちです(笑)。気になるなら裾を少し出して重心をなじませるとか、パンツをテーパードにして上との差をつけるといった工夫でカバーできます〜。
天気と体感で無理をしない
雪道の靴を選ぶうえで一番大事なのがここです。防寒スニーカーやスノーブーツは、天候そのものが選び方を左右するアイテムだからです。
雪は踏むと想像以上に水分を吸います。積もりたての新雪はまだいいですが、踏み固められた雪や溶けかけの雪はほぼ水と同じ。防水コーティングがされていないキャンバス地や普通のレザーだと、数分歩いただけで内部までじわじわ浸水してきます。だからこそ、アッパー素材の防水性は妥協しないでほしいポイントです。
防水メンブレン入りのモデルなら、雪の中を歩いても内部までは水が回りにくく、蒸れも比較的抑えられます。防水コーティングだけのモデルでも、下ろす前に防水スプレーを一度かけておくと持ちがだいぶ変わります。月に一度くらいのペースでスプレーをかけ直すと、シーズン通しての防水力を保てます!
保温面では、インソールやアッパー内側に起毛素材やボアが入っているかを確認してください。見た目が普通のスニーカーでも、内側が起毛だと体感温度はかなり変わります。逆に、見た目は防寒っぽいのに中が薄い生地だけというモデルもあるので、店頭で試着できるなら中まで触って確認するのが確実です。
そして凍結路面。気温が下がって路面がツルツルになっている日は、いくらデザインが好みでもグリップの弱い靴を選ぶべきではありません。おしゃれより安全が優先されていい場面がある、とはっきり言っておきます。転倒のリスクを考えたら、その日だけは機能寄りの一足に切り替える判断も必要です。
アイテム別・パンツ別の着こなし方
防寒スニーカーはボリュームが出やすい分、パンツとの組み合わせで印象がだいぶ変わります。
デニム
一番失敗が少ない組み合わせです。裾を軽くロールアップしてブーツの丈感を見せると、雪道仕様の靴だと分かりつつも野暮ったくなりません。濃紺のストレートデニムなら、街に出てもそのまま馴染みます!
スウェット・ジョガーパンツ
雪山やアクティビティ寄りの日はスウェットが動きやすくておすすめです。裾を軽く絞れるジョガータイプなら、靴に雪が入り込みにくいのもメリット。上下スウェットでも、足元だけしっかりした防寒スニーカーだと締まって見えます!
チノパン・カーゴパンツ
街履き寄りに使いたい日はチノパンやカーゴパンツが便利です。防寒スニーカーのボリュームとカーゴのポケットが喧嘩しないよう、上半身はすっきりまとめるとバランスが取れます。ワークテイストが好きな人にはかなり刺さる組み合わせです。
白黒をベースにして、どこか一箇所だけ色を効かせるのがドメブラの基本形。防寒スニーカー自体に差し色が入っているモデルを選べば、それだけでコーデが完成します!
街履きとの両立
雪道用の靴というと、いかにも登山靴みたいなゴツいシルエットを想像しがちですが、今はそうでもありません。
ローカットに近いシルエットで防水・保温機能を持たせたモデルも増えていて、見た目はほぼ普通のスニーカー。雪山やアクティビティのシーンで使ったあと、そのまま街に出ても違和感がないのはこのタイプです。逆にハイカットでガッチリしたモデルは防御力が高い反面、街だとやや浮きやすいので、普段使いの比重が高いなら控えめなシルエットを選ぶのが無難です。
色もポイントで、黒やグレー、ネイビーといった落ち着いた色なら雪道でも街でもそのまま履き通せます。派手なカラーは雪山では映えますが、街ではやや主張が強く出るので、そこは使うシーンの比率で選んでください。
雪が溶けたあとの水濡れ対策
雪そのものより厄介なのが、雪が溶けたあとのべちゃべちゃした路面です。
都市部の雪は溶けて泥や融雪剤と混ざり、いわゆるシャーベット状の水たまりになります。この水は普通の雨より汚れが強く、レザー部分に付着すると白い塩ジミのような跡が残ることも。帰宅したら早めに、固く絞った布で拭き取っておくだけでかなり防げます。
濡れたまま放置すると、内部の保温素材が湿気を吸ってなかなか乾きません。脱いだらすぐに新聞紙や乾燥剤を詰めて、風通しのいい場所で陰干しするのが基本です。ドライヤーやストーブで一気に乾かすのは厳禁で、型崩れやソールの剥がれの原因になります。
- 帰宅後はまず固く絞った布で表面の水分と汚れを拭き取る
- 新聞紙や乾燥剤を詰めて型崩れを防ぎながら陰干しする
- レザー部分は乾いたあとに専用クリームで軽く保湿する
- 直射日光やストーブなど急激な熱源は避ける
この一手間をサボると、シーズン後半には防水機能がだいぶ落ちてしまいます〜。面倒でも、履いた日はワンセットで対処する習慣をつけておくと長く付き合えます。
気をつけたいこと
まず、サイズ選びの失敗。厚手の靴下を合わせる前提のモデルが多いので、普段のスニーカーと同じサイズで選ぶと足がきつく感じることがあります。気になるなら試着は厚手の靴下を履いた状態で行うのが無難です。とはいえ薄手の靴下派で普段使いがメインなら、ジャストサイズのまま選んでも問題ありません。
もうひとつ、色選びの失敗。白や明るいベージュは雪道では映えますが、融雪剤の汚れやシミが目立ちやすい色でもあります。街履きの比重が高いなら黒やダークグレーの方が扱いやすいです。とはいえ、あえて白を選んで丁寧に手入れしながら履く、という付き合い方もかっこいいので、正解はひとつではありません。
最後に、防水対策を怠ること。ここまで書いてきた通り、防水スプレーと帰宅後の手入れを省くと、一冬でだいぶ機能が落ちてしまいます〜。面倒に感じても、下ろす前のスプレーだけは省かないようにしてください。
個人的に思うこと
防寒スニーカーを推す一番の理由は、雪道への苦手意識がなくなることです。
靴が濡れる、滑る、冷える。この三つが解消されるだけで、冬の外出のハードルはぐっと下がります!しかもデザインが今っぽいモデルを選べば、雪山でもいつものコーデでも浮かない。機能とスタイルを両方取れる数少ないアイテムだと感じています。防寒スニーカーやスノーブーツ選びに迷っているなら、是非参考にしてみてください!

