デニムのダメージ加工って、強く効かせすぎると急に若作りっぽく見えたり、逆に穿く場所を選んだりして、選ぶのに地味に迷いませんか。実は加工の強さを一段階落として「控えめ」に振るだけで、20代でも50代でも同じ一本を自然に穿きこなせるようになります。狙うのはワイルドさよりも、長年穿き込んだような自然な色落ち感!ただ、加工の強弱や色落ちの見分け方はタグの表示だけだと分かりにくいのも事実です。今回は、年代を問わず穿ける控えめなダメージ加工デニムの選び方と着こなし方について書いていきます!
なぜ控えめなダメージ加工のデニムがいいのか
ダメージデニムと聞くと、膝が大きく裂けていたり、生地全体がクラッシュ加工でボロボロになっていたりする派手な一本を思い浮かべる人も多いはずです。あの強さは強さでかっこいいのですが、着る人や場所を選ぶのも事実。オフィスカジュアルの場には浮きますし、年齢によっては「頑張ってる感」が出てしまうこともあります。
控えめなダメージ加工は、ここが違います。ヒゲ・アタリ・薄いスレといった加工を細かく重ねて、まるで何年も自分で穿き込んで育てたかのような色落ちを再現するのが持ち味です。破れの大きさよりも「色の変化」で魅せるタイプなので、派手さがない分どんな年代が穿いても浮きません!若い人が穿けば程よい抜け感になり、大人が穿けば穿き込んだデニムの良さを分かっている人の余裕に見える。「強い加工じゃないと物足りないかな〜」と思っていた人ほど、この違いに驚くはずです。マジで、加工の強弱ひとつでここまで印象が変わるのかと実感するはずです!
年代を問わず似合う理由
控えめなダメージ加工がなぜ年代を問わず似合うのか、理由は単純で「主張が強すぎない」からです。デニムそのものの色と質感だけで見せるので、雑誌みたいに全身をガチガチにコーディネートしなくても成立します。いつも穿いているシンプルなTシャツやシャツに合わせるだけで十分様になるので、20代なら気負わずに、落ち着かせたい人はより自然に穿けます。
基本はシンプルに合わせるのがドメブラ流!ベースは白黒でまとめて、デニムの色落ち自体をコーデの主役にするのがおすすめです。差し色を足すなら、キャップかスニーカーのどちらか一箇所に絞ると品よくまとまります。欲張って全部に色を効かせると、途端にうるさくなるので気をつけたいところ〜。年齢で選び方を変えるというより「落ち着かせたいか、抜け感を出したいか」という目的で加工の強さを選ぶくらいの感覚でちょうどいいです。
選び方のコツ。色落ちと加工の入り方を見る
控えめなダメージ加工にも種類があって、どこにどう入っているかで印象がかなり変わります。まずは加工の種類を知っておくと選びやすくなります。
| 加工 | 特徴 | 選ぶときの目安 |
|---|---|---|
| ヒゲ | 股上から太ももにかけて伸びる放射状のシワ状の色落ち | 自然な穿き込み感を出したいならまず見るべき箇所 |
| アタリ | 膝やお尻など擦れやすい部分が白っぽくなった色落ち | 強すぎず控えめなものを選ぶと年代を問わず馴染む |
| スレ | 生地の表面がうっすら削れたような質感の加工 | 破れがないので一番オフィスにも寄せやすい |
| クラッシュ | 小さめの破れやほつれを部分的に加えた加工 | 入れるなら1〜2箇所までが控えめに見える境界線 |
生地の厚みも見逃せないポイントです。厚手のリジッド寄りだとハリが出て若干かっちり見え、薄手のヴィンテージ加工系はやわらかく穿き慣れた雰囲気になります。最近はストレッチが入った生地も増えていて、動きやすさと洗濯のしやすさが両立しているものも多いので、日常使いするなら機能面もチェックしておくと快適さがまるで違います!個人的には、この機能性の高さがここ数年で一番進化したポイントだと感じています。
丈感とシルエットで見え方が変わる
同じ加工のデニムでも、丈とシルエットで年齢の出方がまったく変わってきます。
裾を少し余らせてワンクッション作ると、こなれた抜け感が出やすくなります。逆にくるぶしが見えるくらいの丈にすると、すっきりして落ち着いた印象になりやすいです。ワイドやストレートは生地の色落ちがゆったり見えるので加工そのものを見せたいときに向いていて、テーパード(裾に向かって細くなるシルエット)はきれいめに寄せたいときに使いやすい形です。
僕みたいに身長がそこまで高くないタイプは、裾を大きく折り返すとどうしても重心が下がって見えがちです(笑)。気になるならロールアップは1回程度に留めて、くるぶしが見える丈で調整するのがおすすめ。でも逆に、あえて裾をたっぷり余らせて着崩すと、力の抜けた今っぽい雰囲気になって面白いのも事実です!シルエットひとつで年齢の見え方まで変わるので、ここは好みで振り切っていいところです。
着こなし・合わせ方
控えめなダメージ加工のデニムは、トップスとシューズのどちらを主役にするかで表情が変わります。
トップス別の合わせ方
白Tシャツやグレーのスウェットなど、シンプルなトップス1枚でも十分に様になります。デニムの色落ちが主役になるので、トップスは無地でラフなものを選ぶくらいがちょうどいいです。きれいめに寄せたいときはシャツを1枚羽織って、裾をインしすぎず軽く抜くと大人っぽさが出ます。オーバーサイズのパーカーと合わせるなら、デニムはテーパードで細身寄りにしてバランスを取ると野暮ったくなりません!
シューズ別の合わせ方
ワークブーツやエンジニアブーツと合わせると、控えめな加工でも男らしさがしっかり出て様になります。スニーカーなら白か黒のシンプルなローカットが鉄板。デニムの色落ちを邪魔しないので相性がいいです。キレイめに寄せたい日はレザースニーカーやローファーもアリで、控えめな加工だからこそドレス寄りの靴とも喧嘩しないのが強みです。靴下をあえてチラ見せするだけで、足元の抜け感がぐっと今っぽくなります!こういう小さな工夫が、控えめな加工のデニムには地味に効いてきます。
気をつけたいこと
控えめな加工だからこそ、選び方を間違えると印象が中途半端になりがちです。
加工が薄すぎると、遠目には「ただの色落ちデニム」に見えて、せっかくのダメージ感が伝わらないことがあります。気になるなら、ヒゲとアタリがはっきり見える一本を選ぶと安心です。でも逆に、加工が控えめだからこそ普段使いしやすいという見方もできるので、目立たせたくない人はあえて薄めを選ぶのもアリです。
もうひとつやりがちなのが、加工の強いデニムに派手なトップスを合わせてしまうこと。情報量が増えすぎて、せっかくの自然な色落ちが埋もれてしまいます。気になるならトップスはシンプルに寄せるのが無難です。ただ、柄物が好きな人まで我慢する必要はなくて、柄はトップス1点だけに絞れば十分成立します。そのくらいのバランス感で十分おしゃれに見えるので、身構えなくて大丈夫〜。
色落ちの育て方。経年変化を楽しむ
控えめなダメージ加工のデニムは、買った時点で完成ではなく、穿き続けることでさらに自分だけの色落ちに育っていくのも魅力のひとつです。
洗濯の頻度を減らして穿き込む期間を長めに取ると、もともと入っている加工に自分の穿きジワが重なって、より自然な陰影が出てきます。洗うときは裏返してネットに入れ、乾燥機は避けて陰干しにするだけで色落ちの進み方がだいぶ変わります。頻繁に洗うと色が均一に抜けてしまい、せっかくの加工の陰影がぼやけてしまうこともあるので、汚れが気になったときだけ洗うくらいの距離感がちょうどいいです!
一緒に合わせたい小物・インナー
デニム単体で終わらせず、小物まで合わせるとコーデとしての完成度がぐっと上がります。
キャップは差し色を一箇所だけ効かせるのに便利なアイテムです。デニムがモノトーンでまとまっている分、キャップだけ色を足すと全体が締まります。靴下はブーツやスニーカーの足元からチラ見せさせると、抜け感の演出役になってくれます。ベルトはあえて主張せず、デニムと同系色でまとめると加工そのものが引き立ちます。
控えめなダメージ加工のデニムは、足し算するよりも「引き算して主役を立てる」合わせ方のほうが相性がいいアイテムです!
僕はこの手のデニムが一番長く付き合えると思っていて、加工が強すぎないぶん飽きが来ないのが気に入っています。派手さで勝負するデニムも好きですが、結局クローゼットに長く残るのはこういう一本だったりします。年代を問わず穿けるからこそ、長く付き合える相棒になってくれるはずです。今シーズン新しいダメージジーンズをお探しの際は、是非こちらも検討してみてください!

