VANSのスニーカー、結局どれを選べばいいか迷っていませんか。オーセンティック系、エラ系、スリッポン系、スケートシューズ系と、見た目が似ているようで履き心地もシルエットもけっこう違うのがVANSの面白いところです!定番すぎるからこそ、逆にどれが自分に合うか分かりにくい一足でもあります。ですので今回は、VANSスニーカーの系統ごとの特徴から、選び方、体型別の見え方、アウトドア・ストリートとの合わせ方、手入れの仕方まで、まとめてご紹介します!
なぜ今もVANSスニーカーが定番であり続けるのか
VANSはもともとカリフォルニア発のスケートブランドで、スケーターの激しい動きに耐えるために作られたワッフルソールと丈夫なキャンバスアッパーが土台になっています。この生い立ちがあるから、見た目はシンプルなのに履き心地はタフという珍しいバランスが成立しているんです。グリップ力の高いソールは雨上がりの路面でも滑りにくく、普段履きでも安心感があります。
価格も手を出しやすい範囲に収まっていて、1足だけでなく色違いやシルエット違いで何足も揃えたくなるのがVANSの魅力!カジュアルはもちろん、スラックスやジャケットスタイルにハズしとして投入してもサマになるので、コーディネートの引き出しが一気に増えます。シンプルな装いには柄物のVANSでアクセントを、トップスで遊びたい日は無地のVANSでコンパクトにまとめる、という使い分けができるのもポイントです。
海外でも定着している定番ブランドなので、シーズンごとに大きく仕様が変わらないのも安心材料。10代の学生から年配の方まで、世代を問わず愛用者が多いのもVANSならではです。長く付き合えるアイテムを探している人には特におすすめです。
系統で見るVANSスニーカーの特徴
VANSと一口に言っても、系統によって足元の印象がかなり変わります。ここでは代表的な4系統の特徴を整理します。
オーセンティック系
もっともシンプルなキャンバスアッパーにレースアップという、VANSの原点とも言える系統です。甲が低くすっきりしたシルエットなので、細身のパンツにもワイドなパンツにも合わせやすいのが強み。飾り気のないルックスだからこそ、コーディネートの主役にも脇役にもなれます。どんなコーディネートにも馴染む万能選手で、迷ったらまずこの系統から選ぶのが無難です!
エラ系
履き口にパディングが入っていてボリューム感のあるフォルムが特徴です。オーセンティック系よりもトゥ周りがふっくらしていて、足元に存在感を出したいときに向いています。クッション性が高くて履き心地がやわらかいので、1日中歩く日にも頼れる一足。厚みがある分、無骨な雰囲気やストリート寄りのコーディネートと相性がいい系統です。
スリッポン系
紐を結ばずにサッと履けるイージーさが最大の魅力です。脱ぎ履きの多い日や、抜け感を出したいコーディネートで活躍します。ゴアが伸縮するので締め付け感が少なく、靴下を見せる履き方をすると足元が一気にこなれて見えます。くるぶしがのぞく丈のパンツと合わせると、靴下やスニーカーソックスの見せ方まで含めて楽しめる系統です。
スケートシューズ系
厚みのあるソールとグリップ力の高いアウトソールを備えた、機能性重視の系統です。耐久性が高く、ワイドパンツやカーゴパンツと合わせるとシルエットのバランスが取りやすいのも特徴。ボリュームのあるボトムに足元だけ貧弱になるのを防いでくれます。アッパーの補強がしっかりしているモデルが多く、ハードに履き倒したい人にもおすすめです。
こうして並べてみると、同じVANSでも系統ごとに得意なシーンがはっきり違うことが分かります!1系統だけで揃えるより、シンプルな日用にオーセンティック系、無骨に決めたい日用にエラ系やスケートシューズ系というように、シーンで履き分けるのもおすすめです。
選び方のコツ(サイズ感・素材・フォルム)
サイズ感はブランドによってクセがあるので、可能であれば実店舗で試し履きするのが安心です。甲高・幅広の人はワンサイズ上を試してみると窮屈さが和らぐことがあります。逆に細身の足の人はジャストサイズの方がシルエットが締まって見えることも多いので、自分の足の形と相談しながら決めるのがおすすめです。
厚手の靴下を合わせるシーズンは、普段よりハーフサイズ上を選んでおくと窮屈さを感じにくくなります。逆に素足やスニーカーソックスで履くことが多い夏場は、ジャストサイズの方がフィット感が気持ちいいので、季節によって基準を変えるのもひとつの手です。
素材はキャンバス、スエード、レザーの3つが軸になります。
| 素材 | 特徴 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| キャンバス | 軽くて通気性がよく、価格も手頃 | 春夏を中心に通年で気軽に履く |
| スエード | 表情に深みが出て高級感がある | 秋冬のコーディネートに馴染ませる |
| レザー | 雨や汚れに強く手入れがしやすい | 通勤・通学など毎日履くシーン |
それぞれ表情も履き心地も違うので、1足目はキャンバス、2足目はスエードというように広げていくと、コーディネートの幅もどんどん広がります。迷ったらキャンバスから入って、慣れてきたらスエードやレザーに手を広げるのがおすすめです。フォルムはローカットが中心ですが、ミッドカットになると足首まわりの存在感が増します。細身のパンツにはローカットのすっきりしたフォルム、ワイドなパンツにはボリュームのあるフォルムを合わせると全体のバランスが取りやすくなります。
インソールのクッション性も見逃せないポイントです。長時間歩く日が多い人は、厚みのあるインソールが入ったモデルを選ぶと足への負担がかなり違います。逆に足元をコンパクトに見せたい日は薄めのインソールのモデルを選ぶと、全体のシルエットがすっきりまとまります。
体型別に見るVANSスニーカーの映え方
足元のボリュームは全身のバランスに直結するので、体型によって相性がいい系統が変わってきます。
| 体型・悩み | 相性がいい系統 | 理由 |
|---|---|---|
| 身長を高く見せたい | オーセンティック系 | ローボリュームで足首がすっきり見える |
| 足元に存在感を出したい | エラ系・スケートシューズ系 | ボリュームがあり地面からの押し出しが強い |
| 細身の脚を強調したい | スリッポン系 | 甲が低くコンパクトに見える |
| がっちり体型でバランスを取りたい | スケートシューズ系 | 厚みのあるソールが全身のボリュームと釣り合う |
僕みたいに身長が高くない人は、ソールの厚いスケートシューズ系を選ぶと重心が下がって見えることがあります(笑)。気になるなら、ローボリュームのオーセンティック系で足首を見せる履き方の方が縦に伸びやすいです。とはいえ、あえて厚底を選んで今っぽいシルエットを楽しむのもひとつの手!正解はひとつではないので、鏡の前で全体のバランスを見ながら選ぶのが一番です。
パンツ別の合わせ方
デニムとの相性はどの系統でも抜群ですが、細身のデニムにはオーセンティック系、ワイドなデニムにはスケートシューズ系を合わせるとシルエットが締まります。色落ちしたユーズド感のあるデニムには、あえてクリーンな白めのVANSを合わせるとコントラストが効いて格好よく決まります。
チノパンにはスリッポン系を合わせると抜け感が出て、きれいめに寄せたい日にも使いやすいです。カーゴパンツやワークパンツにはエラ系やスケートシューズ系のボリューム感が似合い、無骨な雰囲気をより引き立ててくれます。ショートパンツにはローカットのオーセンティック系を合わせると、足首から先がすっきり見えて夏らしい軽さが出ます。スラックスにVANSを合わせる、いわゆる外し技もおすすめです。きれいめの装いに一気にこなれ感が出ます!
ジョガーパンツやスウェットパンツのようなイージーな装いには、同じくイージーに履けるスリッポン系を合わせると全身のテンションがそろって落ち着きます。裾が広がるタイプのパンツはスケートシューズ系の厚みのあるソールと合わせるとバランスが取りやすく、裾がスニーカーに被って足元が重たく見えるのを防げます。
靴下・小物との合わせ方
VANSは足元単体で完結させず、靴下まで含めて考えるとぐっとお洒落度が上がります。オーセンティック系やエラ系にはクルー丈の靴下を少し見せると縦のラインが強調され、スリッポン系にはくるぶし丈のスニーカーソックスでラフに履くのが今っぽい雰囲気になります。
差し色を使うなら靴下で1箇所だけ効かせるのが無難。ベースを白黒でまとめておいて、靴下だけ柄物や差し色にすると全体が締まって見えます。キャップやバッグの色とリンクさせると、コーディネート全体に統一感が出てまとまりやすいです。
夏場は靴下を履かずに素足でスリッポン系をラフに履くのもひとつの方法。ただし蒸れやすくなるので、汗が気になる人は速乾素材のスニーカーソックスを合わせておくと快適さがまるで違います。
アウトドア・ストリートとのミックス
VANSはスケートカルチャー発なので、実はアウトドアやストリートのアイテムとの相性がとてもいいんです。マウンテンパーカやナイロンパンツと合わせても浮かず、カジュアルの延長線上でスポーティーな要素を足せるのがVANSの強み!
カーゴパンツにスケートシューズ系を合わせてキャップをかぶれば、それだけでストリートの雰囲気が完成します!逆にアウトドアブランドのフリースやテックウェアにオーセンティック系を合わせると、機能重視のアイテムがカジュアルダウンされて日常使いしやすくなるのも面白いところ〜。ベースは白黒でまとめておいて、VANSの差し色を1箇所効かせるだけでも十分お洒落に見えます。速乾素材のパンツや洗えるアウターと組み合わせれば、動きやすさと見た目を両立できるのもドメブラらしい合わせ方です。
登山靴やトレッキングシューズほどガチガチに機能を求めなくていい街なかの外遊びなら、VANSのスケートシューズ系だけで十分こなせてしまいます。キャンプやフェスといったアウトドアの延長場面でも、汚れを気にしすぎずガンガン履けるのがVANSのタフさならではの強みです。
気をつけたいこと
サイズ選びで失敗しやすいのは、見た目のシンプルさに油断して普段のサイズをそのまま選んでしまうことです。甲高の人がジャストサイズを選ぶと窮屈になりがちなので、気になる場合はハーフサイズ上を試してみるのがおすすめ。逆に、あえてジャストで選んでシルエットをタイトに見せるという選び方もあります。
キャンバス素材は水に弱く、雨の日に履くとシミになりやすいのも覚えておきたいポイントです。雨予報の日はレザー系や防水スプレーを吹いた一足に替えるだけで、余計なストレスを減らせます。おしゃれより快適さを優先していい日があってもいいはずです。無理して履き倒すよりも、状況に合わせて履き分ける方が結局長く付き合えます。
白系のスニーカーは黄ばみやすいのも気になるところ。汚れが目立つ前にこまめに拭き取る習慣をつけておくと、白さをキープしやすくなります。汚れが目立ってきたからといって諦める必要はなく、ソール部分だけ簡単に拭くだけでも印象はかなり変わります。
紐のあるオーセンティック系やエラ系は、履くたびにきっちり結び直さないと徐々に緩んできてしまいます。面倒に感じるかもしれませんが、これだけで足元の印象がだらしなく見えなくなるので侮れません〜。逆に紐を緩めに結んでヌケ感を出すコーディネートもあるので、その日の気分で使い分けても楽しいです。
素材別の手入れと長く履くコツ
キャンバス地は柔らかいブラシで表面のホコリを落とし、汚れが目立つ部分は中性洗剤を薄めた水で軽くたたき洗いするのが基本です。丸洗いすると型崩れしやすいので、部分洗い+陰干しが長持ちのコツになります。
スエードは専用のブラシで毛並みを整え、防水スプレーを事前に吹いておくと水シミを防げます。レザーは乾拭きしてから専用クリームで保湿すると、ひび割れを防ぎながら風合いが増していきます。どの素材も直射日光を避けて陰干しするのが基本で、これだけ守っておけば1足を長く履き続けられます!定期的なお手入れを習慣にするだけで、履き心地も見た目もかなり変わってきます。
保管するときはシューキーパーを入れておくと型崩れを防げますし、湿気の多い季節は乾燥剤を靴箱に入れておくとカビの予防にもなります。何足かをローテーションして履くようにすると、1足あたりの負担が減って結果的に長持ちします。
新品のうちから防水スプレーを吹いておくと、後からシミがついたときの落ちやすさも変わってきます。買ったその日にひと手間かけておくだけなので、忘れずにやっておきたいひと工夫です。
個人的に思うこと
僕がVANSを気に入っているのは、系統ごとにキャラクターがはっきり分かれているのに、どれを選んでも失敗しにくい懐の深さがあるからです。オーセンティック系の万能さも、エラ系のボリューム感も、スリッポン系の気軽さも、それぞれ違う場面で活躍してくれます。飽きずに履き続けられるのも地味に嬉しいポイントです〜。
1足あるだけでコーディネートの選択肢がぐっと広がる、コスパのいいスニーカーです!系統違いで何足か揃えて、その日の気分や天気で履き分けるようになってから、朝の身支度がずいぶんラクになりました。今シーズンVANSスニーカーをお探しでしたら、是非参考になさってみて下さい。

