履くだけで足元が一気に今っぽくなるアディダスのスニーカー。カジュアルにもストリートにも、ちょっとキレイめな格好にもハマる懐の深さがあって、気づけば下駄箱の中でいちばん出番が多い一足になっている人も多いはずです!ただ、クラシックなレザー系からスーパースター系、ブースト搭載のランニングモデルまで系統が幅広いぶん、自分の着こなしにどれが合うのか迷いやすいのも事実。今回は、アディダススニーカーを系統ごとの特徴から選び方、体型別の見え方、アウトドアやストリートとのミックス方法までまとめてご紹介します!
なぜアディダススニーカーがメンズに人気なのか
理由はシンプルで、どんなジャンルのコーデにも顔を出せる懐の深さがあるからです。
きれいめなスラックスに合わせても足元だけスポーティーに抜けてくれるし、逆にスウェットパンツのようなラフな格好に合わせてもだらしなくならない。ナイキがランニングやバスケなどスポーツ寄りのイメージが強いのに対して、アディダスは創業以来のスポーツブランドでありながら、オリジナルスというカジュアルライン、そしてブーストなどの最新機能を積んだパフォーマンスラインの両方を持っているのが強みです。片方は普段着に、もう片方は歩き疲れない足元にと、シーンで使い分けられるのがマジで便利です!
さらに、つま先まわりが細めに作られているモデルが多く、履くだけで足元がスリムに見えやすいのもポイントです。同じシルエットのパンツでも、アディダスに替えるだけで抜け感が出ることがあります。定番のスタンスミスのようなクラシックレザー系はここでは軽く触れる程度にとどめますが、そのほかの系統にも語るべき特徴がしっかりあるので、順番に見ていきます。
系統で見るアディダススニーカーの特徴
一口にアディダスと言っても、系統によってキャラクターがまったく違います。自分の着こなしの軸に近いものから選ぶのが失敗しないコツです。
スーパースター系のストリート感
ころんとした丸みのあるトゥとシェルトゥの存在感が特徴のスーパースター系。ボリュームがあるぶん、デニムやチノパンと合わせるだけでコーディネートに存在感が出ます。ワークテイストやマリンテイストのコーデにもハマりやすく、カジュアル全般で頼れる系統。スウェットパンツやサルエルシルエットのようなルーズなパンツと合わせると、こなれ感が一気に出てきます。ストリートに寄せたいときの主力になる系統です!
ブースト搭載ランニング系の機能性
ウルトラブーストに代表されるブーストフォームを搭載したランニング系は、履き心地の柔らかさが段違い。もともとランニング用に開発されたクッション性なので、一日中歩き回る日や旅行にも向いています。アッパーがニットやメッシュのモデルが多く、足を包み込むようなフィット感になるのも特徴。シャープでスポーティーな見た目なので、細身のパンツやジョガーパンツと合わせるとスタイリングがぐっと今っぽくなります。機能性を求めるなら、まずこの系統を候補に入れておいて損はありません!
オリジナルスのレトロカジュアル系
キャンパスやガゼル、ZXシリーズなど、80年代のトレーニングシューズを起点にしたレトロ寄りの系統です。スウェード素材を使ったモデルが多く、レザーやメッシュとはまた違う上品な表情が出るのが魅力。3本ラインのデザインを活かして、迷彩やチェック、花柄などトレンドのパンツに合わせても雰囲気が出ます。カラーバリエーションが豊富なので、手持ちのアイテムに寄せて選びやすいのも嬉しいところです。
クラシックレザー系は万能の一枚看板
スタンスミスに代表される白ベースのクラシックレザー系は、詳しくは別記事に譲りますが、シンプルで合わせやすい鉄板であることだけ触れておきます。迷ったらここに戻ってくればいい、という安心感のある存在です。
系統ごとの特徴をざっくり比較
どれから選べばいいか迷ったときのために、系統ごとの傾向を簡単にまとめておきます。
| 系統 | 得意なコーデ | 向いているシーン |
|---|---|---|
| スーパースター系 | デニム・チノパン | 普段使い、ワークテイスト |
| ブースト系ランニング | 細身パンツ・ジョガー | 長時間歩く日、旅行 |
| オリジナルスのレトロ系 | 柄物パンツ・スラックス | カジュアル寄りのお出かけ |
| クラシックレザー系 | あらゆるパンツ | 迷ったときの定番 |
失敗しないサイズ感・素材・フォルムの選び方
系統が決まったら、次に迷うのがサイズと素材です。ここを外すと履き心地にもコーデの見え方にも響いてきます。
サイズ感はモデルによってかなり差があります。レザー系のクラシックモデルはやや大きめに感じることが多いので、普段のスニーカーサイズか、気になるならハーフサイズ下を試す価値があります。それだけで履き心地がだいぶ変わります〜。一方でブースト系などのニットアッパーは足に吸い付くようなフィット感を前提に作られているので、いつも通りのサイズで問題ないことがほとんど。つま先まわりが細身に作られているモデルが多いのもアディダスの特徴で、指先に余裕を持たせたい人は厚手の靴下を合わせて調整するのもひとつの手です。
素材による見え方の違いも押さえておきたいところ。レザーはクリーンで大人っぽい印象になり、キレイめのパンツとも相性がいい素材。スウェードは光を吸うので落ち着いた表情になり、カジュアルに深みを出したいときに向いています。メッシュやニットは軽量で通気性がよく、スポーティーな抜け感を出したいときに最適です。フォルムで言うと、丸みのあるローテク系は存在感を出したいとき、シャープなランニング系はスタイリングを細く見せたいときに使い分けるとわかりやすくなります。
足の幅や甲の高さも見逃せないポイントです。アディダスはモデルによってラスト(木型)の形が結構違っていて、細身に作られているものもあれば、ゆったりめのものもあります。オンラインで買うときは、同じサイズでも幅広タイプなのか標準幅なのかを商品ページで確認しておくと、届いてから「きつい」と気づく失敗を防げます。耐久性で見るなら、レザー系はソールを張り替えながら長く使いやすく、メッシュ系のランニングモデルは軽さと引き換えに消耗がやや早いので、普段使いとして酷使するならレザー寄りを選ぶという視点も持っておくと選びやすくなります。
体型別に見るアディダススニーカーの印象
同じ系統でも、体型によって見え方が変わってきます。ざっくりですが目安をまとめてみました。
| 体型 | 合わせやすい系統 | 理由 |
|---|---|---|
| 小柄・細身 | スーパースター系 | 適度なボリュームで足元に重心が出て、バランスが取りやすい |
| がっしり体型 | シャープなランニング系 | 甲やソールが薄めのモデルで足元をすっきり見せられる |
| 長身 | オリジナルスのレトロ系 | 存在感のあるフォルムでも間延びして見えにくい |
| 丸みのある体型 | クラシックレザー系 | シンプルな面構成で、コーデ全体を締めてくれる |
僕みたいに身長がない人間は、ソールが厚すぎるモデルを選ぶと逆に重心が下がって見えることがあります(笑)。気になるなら薄めのソールを選ぶのが無難ですが、逆にボリュームスニーカーをあえて選んで、パンツをタイトにするというバランスの取り方も面白いです。正解はひとつじゃないので、鏡の前で何パターンか合わせてみてください!
パンツ別の着こなし・合わせ方
系統とサイズが決まったら、あとは手持ちのパンツと組み合わせるだけ。パンツ別に相性を見ていきます。
デニムとの合わせ方
デニムはアディダス全系統と相性がいい万能パンツです。濃色デニムにはスーパースター系のようなボリュームのある系統を合わせるとメリハリが出ますし、淡色ウォッシュデニムにはブースト系のスポーティーなシルエットが軽快に映えます。裾がスニーカーに被ってしまうと足元の表情が死んでしまうので、ワンロールするかくるぶしが見える丈感にするのがおすすめです!
チノパン・スラックスとの合わせ方
きれいめに寄せたいならチノパンやスラックスの出番。オリジナルス系のスウェードモデルやシャープなランニング系を合わせると、カジュアルすぎず上品なバランスになります。黒やグレーのスラックスにブースト系を合わせるとモードなハズし感が出て、ちょっとした外出でも様になります。
ショートパンツ・クロップドパンツとの合わせ方
夏場に活躍するのがショートパンツやクロップドパンツとの組み合わせ。足首から甲までがしっかり見えるので、スニーカーの色や素材がそのままコーデの印象を左右します。爽やかにまとめたいなら白ベースのレザー系、スポーティーにまとめたいならメッシュ系のランニングモデルが好相性です!
ワイド・スウェットパンツとの合わせ方
近年人気のワイドシルエットには、ソールに厚みのあるスーパースター系やボリュームのあるランニング系がバランスを取りやすいです。細身のスニーカーを合わせるとパンツの面積に負けてしまうことがあるので、ボリューム感で釣り合いを取るイメージで選んでみてください。
アウトドア・ストリートとミックスする合わせ方
DOMEBRAらしい合わせ方として推したいのが、アウトドアやストリートのアイテムとのミックスです。
マウンテンパーカーやテックウェア系のアウターに、シャープなランニング系のアディダスを合わせると、機能性同士がかみ合って説得力のあるスタイリングになります。カーゴパンツにスーパースター系を合わせれば、ワークとストリートの中間のような雰囲気が作れて、これが個人的にかなり好きな組み合わせです!厚手のリブソックスをパンツの裾から少しだけ見せると、足元の情報量が増えて一気にこなれた印象になります。
機能面で見ても、ブースト系のクッション性はキャンプやフェスのような一日中歩き回るシーンで実力を発揮します。速乾性のあるソックスと組み合わせれば、汗をかいてもベタつきにくく快適さが続くはず。おしゃれのためだけでなく、快適に動けるかどうかで選んでいいというのもドメブラらしい考え方です。天気が怪しい日にスウェード系のオリジナルスを履くくらいなら、その日はレザーかメッシュ系に替えてしまうくらいの気楽さで選んでかまいません。
具体的な組み合わせで言うと、防水性のあるナイロンパンツにスーパースター系を合わせてアーバンアウトドアな雰囲気を作ったり、フリースやボアのアウターにブースト系のスニーカーを合わせてスポーティーに寒さをしのいだりと、機能アイテム同士の組み合わせは相性がいいものばかり。キャップやビーニーといったアウトドア小物も同じ発想で足せるので、頭から足元まで機能でつなげてしまうのがドメブラ流のまとめ方です。
やりがちな失敗と気をつけたいこと
系統選びに慣れてくると出てきやすい失敗もいくつかあります。
ひとつ目は、3本ラインが目立つモデルを何足も並べてしまい、コーデ全体がロゴだらけになること。差し色や柄が強いパンツと合わせるときは、スニーカー側はシンプルな配色にすると全体がまとまりやすくなります。気になるなら、柄物パンツの日は無地に近いモデルを選ぶのが無難。ただし、あえて柄×柄でぶつけるという発想もあって、これがハマると一気にセンスのいい人に見えるので、慣れてきたら挑戦してみるのも面白いです。
ふたつ目は、白レザー系を選んだのに汚れが目立ってきてもそのまま履き続けてしまうこと。汚れたスニーカーはどれだけコーデが決まっていても清潔感を落としてしまいます。もったいない〜と思う気持ちはわかりますが、白は特に汚れが目立ちやすい色。次の章で触れる手入れを習慣にしておくと、この失敗はかなり防げます。
長く履くための手入れとお手入れの頻度
系統によって手入れの仕方も変わってくるので、素材別に押さえておくと長持ちします。
レザー系は乾いた布で表面のホコリを拭き取るだけでも印象が変わります。汚れが気になったらレザー用クリーナーで軽く拭き、月に一度くらいのペースで保革クリームを薄く塗っておくと、ひび割れを防ぎながらツヤも保てます。スウェード系は水に弱いので、専用ブラシで毛並みを整えつつ、履き始めに撥水スプレーをかけておくのが基本。雨の日に履いてしまってシミになったら、乾いてから再度ブラッシングすると目立ちにくくなります。メッシュやニットのランニング系は、中敷きを外して固く絞った布で拭くか、洗える素材なら手洗いにとどめて、風通しのいい日陰で干すのが無難です。洗濯機でガシガシ洗うと接着部分が傷みやすいので避けたほうがいいです。面倒でも手洗いのほうが結局長持ちします〜。
どの系統にも共通するのが、ソールの黄ばみ対策として直射日光を避けて保管すること。ブーストなどの白いソールは紫外線で変色しやすいので、下駄箱の中でも日の当たらない位置に置いておくのがおすすめです。さらに、複数の系統をローテーションで履くとソールの復元時間ができて、クッション性が長持ちします。一足に頼りきらず、系統違いを何足か持っておくのも長く付き合うコツです。
保管時にシューキーパーを入れておくと、履きジワが深くなるのを防げてフォルムがきれいに保てます。目安としては、週に3日以上同じ一足を履き続けるとソールの回復が追いつかず劣化が早まるので、レザー系とランニング系を2〜3足でローテーションするくらいが理想的です。手間はかかりますが、この習慣があるだけで見た目の寿命がだいぶ変わってきます。
個人的に思うこと
僕がアディダスを気に入っているのは、系統ごとにキャラクターがはっきりしているので、その日の気分や予定に合わせて足元から選べるところです!
ラフに過ごしたい日はスーパースター系、たくさん歩く日はブースト系のランニングモデル、少しきれいめにしたい日はオリジナルスのレザー系。一足で全部をこなそうとせず、系統で使い分けるくらいのつもりでいると、コーデに悩む時間もぐっと減ります。そのほうが結局ラクです〜。今シーズン新しいアディダススニーカーをお探しの際は、是非系統ごとの特徴も検討材料にしてみてください!

