朝から気温がぐんぐん上がっていく日、今日はどんな格好で出かけようか毎回悩みます。おしゃれのことだけ考えるなら羽織りものを足したり、丈感にこだわったりしたいところですが、猛暑日に関してはまず体のことを優先していいと僕は考えています。暑さがきつい日に無理して着込んで体調を崩しては、おしゃれどころではなくなってしまいます。今回は、猛暑日でも無理なく過ごせる服装の選び方について書いていきます!
猛暑日はおしゃれより涼しさを優先していい
これは前提として先に言っておきたいのですが、猛暑日は着るもので無理をしない方がいいです。
暑さが厳しい時期は、誰でも熱中症のリスクと隣り合わせになります。厚着をして体に熱がこもった状態が続くと、体温調節がうまくいかなくなることがあります。これは特別な人の話ではなく、屋外で長時間過ごせば誰にでも起こりうることです。だからこそ、見た目の完成度よりも「今日はどれだけ体を涼しく保てるか」を優先する判断があっていいと考えています。
もちろん、大事な予定があっておしゃれを優先したい日もあるはずです。そういう日まで否定するつもりはありません。ただ、特別な理由がない普段の外出であれば、涼しさを取っていい〜というのがこの記事の軸です。「無理をする」というのは、暑いと分かっていて厚手のアウターを羽織ったり、風通しの悪い重ね着をそのまま続けたりすることです。そこまでしてこだわる必要のある日は、実はそう多くありません。
選び方の基本は通気性と速乾性
猛暑日の服選びで最初に見るべきは、素材の通気性と速乾性です!
綿素材は肌触りがいい反面、汗を吸うとそのまま溜め込んでしまい、乾くまで時間がかかります。濡れた綿が肌に張り付く感覚は、蒸し暑い日にはかなり不快です。一方でポリエステルやナイロンを中心にしたドライ系の素材は、汗を素早く表面に逃がして乾かしてくれるので、同じ気温でも体感がまったく違います。
Tシャツ1枚を選ぶときも、表示タグに「速乾」「クイックドライ」とあるものを選ぶだけで快適さがかなり変わります!普段からカジュアルにスポーツブランドのアイテムを混ぜている人なら、真夏だけはトップスをドライ系に寄せるだけでも効果があります。
シルエットも案外見落としがちなポイントです。体にぴったり沿うタイプより、少しゆとりのあるシルエットの方が服の中に空気が通りやすく、汗をかいても肌に張り付きにくくなります。リネンのようにさらっとした風合いの素材も涼しく感じられますが、汗をかくとシワになりやすく乾きも遅めなので、猛暑日の実用面ではドライ系のポリエステル・ナイロン素材の方が扱いやすいです。
色選びで体感がまったく変わる
服の色によっても、直射日光の下での体感は変わってきます。
黒は光を吸収しやすく、炎天下では表面温度が上がりやすい色です。逆に白や生成りなど明るい色は光を反射しやすく、同じ素材・同じ気温でも体感がラクになりやすいと言われています。真夏の外出が長い日は、色選びだけでも体感を左右する要素になります。
| 色 | 直射日光下での体感 | 選びたい場面 |
|---|---|---|
| 黒・濃色 | 熱を吸収しやすく暑さを感じやすい | 日陰中心の移動、短時間の外出 |
| 白・生成り | 熱を吸収しにくく比較的ラク | 炎天下を長く歩く日、屋外イベント |
| グレー系 | 黒と白の中間 | どちらとも言えない日の無難な選択 |
もちろん黒が好きな人に「絶対に着るな」と言うつもりはありません。ただ、炎天下を長く歩く予定がある日は、白系のトップスに替えるだけでも体感が変わるので試す価値はあります!カーキやベージュのような中間色も熱を溜め込みにくく、汚れも目立ちにくいので、猛暑日のボトムスとしては使いやすい色だと思います。
帽子で直射日光を避ける
服だけでなく、頭部を守る意識も猛暑日には欠かせません。
直射日光を頭や首筋に浴び続けると、体感温度はかなり上がります。キャップやハットを1つかぶるだけで、日差しを遮る面積が増えて体感がラクになります!デザイン性で選ぶのも楽しいですが、猛暑日に関してはつばの広さや通気性のあるメッシュ素材かどうかも見ておきたいポイントです。
キャップはつばが短めなので、日差しの角度によっては首筋まで守りきれないこともあります。屋外に長時間いる予定なら、つばの広いハットタイプの方が顔から首元まで広くカバーできて安心です。サングラスを合わせれば、日差しよけとしても、コーデのアクセントとしても一石二鳥です。
水陸両用パンツが猛暑の相棒になる理由
ここからは、実際に使っていて猛暑日に助けられているアイテムの話をします。特に効いてくるのが水陸両用パンツです!
僕は夏にキャンプや川遊びに出かけることが多いのですが、水陸両用パンツを履くようになってから服選びの悩みがかなり減りました。速乾素材なので濡れてもすぐ乾きますし、そのまま水辺に入っても気にならないのが一番の強みです!着替えを何着も持ち歩かなくていいというだけで、荷物も気持ちも軽くなります。
そしてもう一つ、実感として強いのが車移動のときです。炎天下に停めていた車に乗り込むと、シートに座っているだけでじわっと尻に汗をかいてくることがあります。マジで、普通の綿パンツだとその汗をそのまま吸い込んで、シートに座りっぱなしの時間が地味に不快になります。ここで速乾素材のパンツを履いていると、汗をかいてもベタつきが残りにくく、次に動き出すときの不快感がかなり違います!水辺に行く予定がない日でも、水陸両用パンツを普段使いする理由はここにあります。
BBQや公園、屋外フェスのように「濡れるかもしれないし、蒸し暑い場所に長時間いる」予定がある日は特に効いてきます。伸縮性のあるタイプなら動きも制限されにくく、洗ってもすぐ乾くので、そのまま何度も着回せるのも地味にありがたいポイントです。1本持っておくだけで、真夏の予定の立て方がラクになる〜という感覚があります。
ドライ・メッシュ素材のスポーツウェアを普段着に取り入れる
パンツだけでなく、トップスもスポーツブランドのドライ系・メッシュタイプを取り入れると猛暑日はかなり過ごしやすくなります。
メッシュ素材は生地に細かい穴が空いている分、風の通りがよく、汗をかいてもべたつきにくいのが特徴です。もともと運動用に作られている素材なので、機能性で選ぶならスポーツブランドのアイテムが選択肢に入ってきます。カジュアルなパンツやショートパンツと合わせれば、街着として違和感なく着られます!見た目のかっこよさだけで選ばず、こういう機能面から1着選ぶ発想があっていいです。
ポロシャツタイプのドライ素材なら、襟があるぶんきちんと見えもするので、多少あらたまった場での外出にも使えます。派手なロゴが気になる場合は、無地に近いシンプルなものを選べば、普段のカジュアルなパンツとも合わせやすいです。
ラッシュガードという選択肢
もう一つ、猛暑日の選択肢として持っておきたいのがラッシュガードです。
もともとは海やプールで使う日焼け・怪我防止のウェアですが、速乾性が高くて薄手なので、普段の外出用インナーとしても使えます。汗をかいてもすぐ乾き、肌への日差しも軽減してくれるので、屋外で過ごす時間が長い日には心強い選択肢です〜。水辺のレジャーがある日はもちろん、炎天下でのアウトドアイベントなどにも活躍します!
半袖シャツの下に薄手のラッシュガードを1枚仕込んでおけば、日焼け対策をしながら汗冷えも防げます。長袖にすれば直射日光を受ける面積そのものが減るので、暑さの感じ方が変わってくるのも実感としてあります。ゴツいイメージがあるかもしれませんが、今はTシャツのように着られる薄手のタイプも増えているので、普段使いのハードルはそれほど高くありません。
| アイテム | 特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 水陸両用パンツ | 速乾でそのまま水に入れる | キャンプ・川遊び・車移動が多い日 |
| ドライ・メッシュトップス | 通気性が高くべたつきにくい | 屋外を歩く時間が長い日 |
| ラッシュガード | 薄手で速乾、日差しを軽減 | 水辺のレジャー、炎天下のイベント |
蒸れを我慢しない、サンダルや薄手への切り替え
服だけでなく、足元の判断も猛暑日は大事です。
スニーカーは歩きやすい反面、通気性が悪いと足の中が蒸れて不快になります。我慢して履き続けるより、暑いと感じた時点でサンダルや通気性のいい靴に切り替える判断があっていいです!靴下も同じで、厚手のものを無理に履くより、薄手や速乾タイプに替えるだけで足元の快適さはかなり変わります。
長い距離を歩く予定があるなら、はじめからサンダルやメッシュ素材のスニーカーを選んでおくのも手です。革靴やブーツのようにかっこよさが出るアイテムほど通気性は犠牲になりやすいので、猛暑日はそういうアイテムを避けておく判断も含めて服選びだと思います。
見た目のこだわりを完全に手放す必要はありませんが、「蒸れを我慢してまで今日のコーデを貫く」場面は、猛暑日に関してはそう多くないはずです〜。
気をつけたいこと
最後に、服装の工夫と合わせて知っておきたい点を書いておきます。
熱中症は、めまいや立ちくらみ、体のだるさ、汗が異常に出る、あるいは逆に汗が止まるといった形で現れることがあります。屋外で過ごすときはこまめに水分と塩分を取り、無理に活動を続けないことが基本です。服装で通気性や速乾性を確保するのはあくまで対策の一つで、こまめな休憩と水分補給をセットで考えるものです。
体調に違和感があれば、涼しい場所に移動して休む判断を優先してください。これはファッションの工夫だけでカバーできる話ではないので、服選びと合わせて覚えておきたいところです。
気温が高い時間帯の外出をできるだけ避けたり、日陰を選んで歩いたりするだけでも負担はかなり減ります。服装の工夫はあくまで日々の負担を軽くするための一つの手段で、これさえやっておけば大丈夫、というものではありません。無理をしないという判断は、服選びだけでなく行動全体に広げておくくらいでちょうどいいはずです。
僕はこう思う
猛暑日の服装について、僕がずっと思っているのはシンプルなことです。夏はおしゃれより快適さを優先していい、無理しなくていい、ということです!
水陸両用パンツやドライ系の素材、ラッシュガードといったアイテムは、見た目の派手さでは語られにくいものですが、実際に猛暑日を過ごしてみるとその快適さのありがたみがよく分かります!おしゃれを頑張りたい特別な日はそれでいいですが、それ以外の日まで無理して着込む必要はありません。
今シーズンの猛暑日の服装に迷っているなら、まずは涼しさを優先する選び方から、是非参考にしてみてください!

