ローファーの選び方!メンズが知っておきたい種類・素材・合わせ方まで

靴紐を結ばずにサッと足を入れられて、そのままカジュアルにもきれいめにも寄せられる。ローファーはそんな便利さを持った革靴です。ただ種類が多くて、コインなのかタッセルなのかビットなのか、素材はレザーがいいのかスエードがいいのか、選ぶ段階で迷う人は多いはず。そこで今回は、ローファーの種類・素材・合わせ方をまとめてご紹介します!

目次

なぜ今ローファーなのか

革靴というと紐を結ぶ手間や堅い印象を思い浮かべる人も多いですが、履いてみると案外そうでもなくて〜、足を入れるだけで完成するので朝の身支度がぐっとラクになります。スニーカーほどカジュアルに寄りすぎず、革靴ほど畏まりすぎない、ちょうど中間の立ち位置にいるのがローファーの強みです!

デニムに合わせればカジュアルに、スラックスに合わせればきれいめに寄せられる守備範囲の広さも魅力。1足で休日のお出かけからオフィスカジュアルまでこなせるので、コスパの面でも優秀な靴だと言えます。合わせ方はシンプルでよくて、ベースを白黒でまとめておいて、ローファーの色を差し色として効かせるだけで十分様になります!スニーカーに飽きたときの気分転換にもちょうどよく、カジュアルコーデにドレス感をひとさじ足したいときの相棒になってくれます。

種類で選ぶ:コインローファー・タッセルローファー・ビットローファーの違い

ローファーと一括りに言っても、甲の装飾によって印象が大きく変わります。迷ったらまずこの3種類の特徴を押さえておくと選びやすくなります。

コインローファー

甲の部分にコインを挟めるスリットが入ったタイプで、装飾が少なくシンプルな見た目が特徴です。個性がないと思われがちですが、そうでもなくて〜、シンプルだからこそどんな格好にも馴染むという強みがあります。ボトムスを選ばず、デニムにもスラックスにも合わせやすいので、初めての1足として選ぶならここが無難です!黒のコインローファーなら細身のブラックスラックスに、ブラウンならベージュのチノパンに合わせるとまとまりやすいです。

タッセルローファー

甲に房飾り(タッセル)がついたタイプで、コインローファーよりも上品でクラシカルな印象になります。ジャケットスタイルやスラックスと合わせると大人っぽくまとまるので、休日でもきれいめに寄せたい人に向いています。ネイビーのジャケットに合わせるなら、こげ茶のタッセルローファーがしっくりきます。

ビットローファー

甲に金具の飾りがついたタイプで、3種類の中では最もカジュアルな印象が強い靴です。金具が主張してくれるので、シンプルなコーデのワンポイントとして使いやすいのが特徴。ビジネスシーンよりも私服での着用に向いています。黒のスキニーデニムに黒のビットローファーを合わせると、統一感のある引き締まった足元になります!

種類装飾印象合わせやすいパンツ
コインローファーコインスリットシンプルで万能デニム・スラックスどちらも
タッセルローファー房飾り上品でクラシカルスラックス・テーパードパンツ
ビットローファー金具カジュアルで華やかデニム・チノパン
種類で選ぶ

素材で選ぶ:レザーとスエードの特徴

種類を決めたら、次は素材です。ローファーの主な素材はレザーとスエードの2つで、見た目の印象も扱いやすさも違います。

レザーは表面がなめらかで光沢があり、きれいめな印象を作りやすい素材です。汚れに強く、多少の雨でも神経質にならずに履けるので、天候を気にせず使いたい人に向いています。お手入れも比較的シンプルで、長く付き合いやすいのが利点です。

スエードは起毛素材ならではの柔らかい表情が魅力で、カジュアルに寄せたいときに相性が良い素材です。ただし水に弱く、雨で濡れるとシミになりやすいという特徴があるので、雨の日や梅雨の時期はレザーに切り替えるといった使い分けが安心です。「今日は雨っぽいな」と思ったらスエードは避ける、それくらいの距離感で付き合うのがちょうど良さそうです。

素材雨への強さ見た目の印象お手入れのしやすさ
レザー強いきれいめ拭き取り+クリームで簡単
スエード弱い柔らかくカジュアルブラッシングが必須

合わせ方の基本|パンツ別コーディネート

ローファーは合わせるパンツによって印象がガラッと変わります。ここでは代表的な3パターンを紹介します!

デニムに合わせる

一番失敗が少ないのがデニムとの組み合わせです。裾を軽くロールアップしてくるぶしを見せると、革靴なのに抜け感のある足元になります。靴下を履かずにローファーソックスで素足風に見せると、こなれた印象がぐっと強まります!生成りのデニムに黒のコインローファーを合わせると、きれいめカジュアルにまとまります。

スラックス・センタープレスパンツに合わせる

きれいめに寄せたいときはスラックスとの組み合わせがおすすめです。裾はくるぶしがうっすら見えるくらいの丈にすると、だらしなく見えずすっきりまとまります。オフィスカジュアルの場面でも活躍する組み合わせです。グレーのスラックスにブラウンのタッセルローファーを合わせると、大人っぽい足元になります。

ショートパンツ・クロップド丈に合わせる

暑い時期はショートパンツやクロップド丈のパンツと合わせるのも面白い着こなしです。素足でローファーを履くと涼しげな印象になり、夏らしい抜け感が出ます。靴下はワンポイントで白ソックスを覗かせると、今っぽさが加わります。ベージュのショートパンツに白ソックス+黒のビットローファーを合わせると、今っぽい抜け感が出ます。

脚のシルエットとの相性

ローファーは甲が見える分、パンツの裾とのバランスで脚の印象が変わりやすい靴です。脚が太めに見えがちな人は、裾がすっきりまとまるテーパードパンツのほうが足元まで縦のラインが通って見えやすくなります。気になるならここから試すのが無難ですが、ワイドパンツのボリューム感を活かして、あえて足元だけシャープなローファーで締めるコーデも面白い選択です。

靴下で履くか、素足で履くか

ローファーの着こなしで意外と迷うのが、靴下を履くか履かないかという問題です。きれいめに寄せたいなら薄手の靴下やローファーソックスで足首を見せる、カジュアルに寄せたいなら思い切って素足で履く、というのが基本の使い分けになります。素足で履くときの選び方や注意点はローファーは素足で履きこなす!大人の選び方と着こなしで詳しく触れているので、気になる人はあわせてチェックしてみてください!靴下を履く場合は、吸汗速乾機能のあるスニーカーソックスを選ぶと蒸れも軽減できるので、夏場でも快適に履けます。

シーン別の使い分け

休日に街を歩くならデニムやチノパンに合わせてカジュアルに寄せ、オフィスカジュアルの日はスラックスにきれいめな1足を合わせるとバランスが取れます。旅行や長時間歩く予定がある日は、履き慣らして柔らかくなった1足を選んでおくと靴擦れの心配が減ります。ジャケパンスタイルなど、革靴ほど畏まらなくていいけれど整った印象にしたい場面でも活躍する一足です。冠婚葬祭ほどかしこまらない食事会やちょっとした集まりにも、黒のレザーローファーなら違和感なく馴染みます。きれいめなデートシーンなら、バーガンディのレザーローファーに紺のジャケットを合わせると上品な足元にまとまります。カジュアルな休日デートなら、白Tにベージュのチノパン、黒のビットローファーの組み合わせで今っぽくまとまります。シーンに応じて「きれいめ寄り」か「カジュアル寄り」かを切り替えられるのも、ローファーを持つメリットのひとつです!

サイズ選びで失敗しないために

ローファーは紐で締められない分、サイズ選びが仕上がりを大きく左右します。大きめを選ぶとパカパカと脱げやすくなり、小さめを選ぶと甲や指先が圧迫されて靴擦れの原因になりがちです。気になるなら試着の際にかかとをトントンと合わせてから、指先に少し余裕がある程度のサイズを選んでおきたいところ〜、面倒でも試着はしっかりやっておくと後悔しません。甲高・幅広の足なら、比較的ゆとりのある木型のモデルを選ぶと窮屈になりにくいです。逆に細身の足なら、テーパードした木型のほうがベルトのようにフィットして脱げにくくなります。ブランドによって木型の癖が違うので、通販で買うときは口コミのサイズ感を確認しておくと安心です。

サイズ選びでよくある失敗

普段のスニーカーサイズをそのまま基準にすると、紐で締められない分だけ緩く感じることがあります。気になる場合はスニーカーより半サイズ小さめを基準に試着し、指先の余裕とかかとの浮きを両方確認してから決めると失敗しにくくなります。ローファーはブランドによってハーフサイズの展開がないことも多いので、ジャストサイズが見つからない場合は厚みのある中敷きで微調整するのも一つの方法です。

靴擦れ・脱げやすさへの対策

履き始めのローファーは革が硬く、かかとや甲が擦れて痛くなりやすいものです。気になるなら、履く前にかかと部分にレザー用のクリームを軽く塗っておくと革が柔らかくなじみやすくなります。それでも擦れる場合は、かかとに貼るタイプのクッションを使うと痛みをかなり軽減できます!脱げやすさが気になる人は、インソールで甲周りのゆとりを調整するのも有効な手です。厚手の靴下で慣らし履きをしてから薄手の靴下や素足に切り替えていく、という順番で履き込むのも革を伸ばす手として有効です。

お手入れと保管の基本

レザーは乾いた布でホコリを拭き取り、月に1回程度クリームで保湿してあげると艶が長持ちします。スエードは専用のブラシで起毛を整え、汚れがついたら消しゴムタイプのクリーナーで軽くこすると目立たなくなります。どちらの素材も、シューキーパーを入れてから保管すると型崩れを防げるので、休ませる日にはひと手間かけておくと長く履けます!

防水スプレーのかけ方

防水スプレーは新品のうちからかけておくと、水シミや汚れへの耐性が上がります。対象から20cm前後離して全体にまんべんなく吹きかけ、風通しのいい場所で30分ほど乾かすのが基本の流れです。レザー用とスエード用でスプレーの種類が分かれているので、素材に合ったものを選ぶ必要があります。履く頻度にもよりますが、月に1、2回を目安にかけ直しておくと効果が長持ちします。

選び方に迷ったら

僕はローファーの良さは、革靴とスニーカーのちょうど中間にあるラクさだと感じています。紐を結ばなくていいだけで朝の支度はぐっとラクになるし、それでいてきちんと感も出せる〜、この気軽さがイチオシポイントです!アウトドアブーツやスニーカーばかりで足元がワンパターンになっている人にこそ、1足取り入れてみてほしいアイテムです。種類と素材、そして合わせ方さえ押さえておけば、選ぶこと自体もそう難しくありません。今シーズン新しいローファーをお探しの際は、是非この記事も参考にしてみてください!

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この記事を書いた人

「何を買えばいいか分からない」。昔、外見でつまずいたときの僕がそうでした。そこから服の力に気づいて、DOMEBRAでは、カジュアルにアウトドアやストリート、ドメブラを混ぜた着こなしを軸に、選び方から合わせ方まで紹介しています。

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