首元にひとつ光るものがあるだけで、いつものコーデがグッと上品に見えるネックレス。コインやリング、クロスのモチーフを選べば、カジュアルからきれいめまでどんなスタイリングにもスッと馴染みます。ただ、チェーンの長さや太さ、素材の選び方を間違えると、狙った雰囲気と逆の印象になってしまうのも事実です。ですので今回は、通年で使えるネックレスの選び方から、襟元との相性、重ね付けのバランスまでまとめてご紹介します!
なぜネックレスをコーデに取り入れるといいのか
理由はシンプルで、首元は視線が集まりやすい場所だからです。
顔のすぐ下にあるパーツなので、シャツの襟やTシャツの首元からのぞくだけで表情が変わります。何もつけないと味気ないなと感じても〜、ネックレスを一本挟むだけで「ちゃんと考えられたコーデ」に見える。この効果の大きさに対して、必要なアクションが「着けるだけ」というのがネックレスの一番の強みです!
さらに、コインやリング、クロスのようなシンプルなチャームを選べば、デニムベースのカジュアルスタイルにも、レザーパンツを使ったハードな着こなしにも、オールブラックのミニマルな格好にも合わせやすい。ジャンルを選ばずに使い回せる小物として、僕はネックレスをかなり信頼しています!
価格を抑えたアイテムでコーデを底上げしたいときにも、ネックレスは頼れる存在です。一本あれば長く使えるので、シーズンごとに買い替える必要もありません。トレンドに左右されにくいシンプルなデザインを選んでおけば、何年も同じものを愛用できます。
選び方のコツ(素材・チェーンの太さ・チャーム)
まず押さえておきたいのが素材です。シルバーは主張しすぎずに使いやすく、コーデを選ばない万能タイプ。ゴールドは肌なじみが良くて華やかさが出るので、きれいめや遊び心のある着こなしに映えます。ブラックのチェーンはワイルドな雰囲気を作りたいときの選択肢で、ロック系やハードめなコーデと相性が良いです。
太さも印象を大きく左右します。細身のチェーンはどんなスタイルにも馴染みやすく、初めての一本にぴったり。太めでボリュームのあるチェーンは存在感が出るので、シンプルな着こなしのアクセントとして効かせるのに向いています。
チャームは形で印象が変わります。
| チャーム | 印象 | 合わせやすいコーデ |
|---|---|---|
| コイン | シンプルで上品 | きれいめ、カジュアル全般 |
| リング | 大人っぽくクセがない | デニムスタイル、モノトーン |
| クロス | 男らしさが出る | ハード系、レザーアイテム |
| 羽・フェザー | ナチュラルな雰囲気 | ワーク、マリンテイスト |
チェーンの編み方でも表情が変わります。ベネチアンチェーンは面が平らで光の反射が強く、きれいめな印象。キヘイチェーン(平打ちであずき状に編んだチェーン)は重厚感があってストリート寄りのコーデに映えます。ボールチェーンは丸い玉をつないだシンプルな作りで、カジュアルにもミリタリーにも合わせやすいタイプです。
迷ったら、コインかリングのチャームに細身のシルバーチェーンを選んでおけば、まず失敗しません!
チェーンの長さで印象はこう変わる
40cm前後の短めチェーンは、鎖骨あたりにちょうど収まって、シャツやTシャツの襟元からチラッと見える距離感になります。きれいめに寄せたいときはこの長さが扱いやすいです。
50cm前後になると、Tシャツの首元でも少し余裕を持って見せられる長さになって、カジュアルな着こなしとの相性が良くなります。60cm以上のロングタイプは、Vネックやゆったりしたトップスの内側に沈めて胸元にチャームだけ見せる使い方ができて、抜け感のある雰囲気を作れます。
「とりあえず一本」といっても長さで悩む人は多くて〜、結局は45cmから50cmくらいが一番使い回しやすい長さです。トップスの首元の深さによって見え方が変わるので、手持ちのシャツやTシャツで一番よく着る襟の形に合わせて選ぶと失敗しにくくなります。長さ次第で印象がここまで変わるのは、地味に面白いポイントです!
トップスの襟元との相性
クルーネックのTシャツは首元が詰まっているので、短めのチェーンだとチャームが襟に埋もれがちです。40cmから45cmくらいでチャームが襟の外に出る長さを選ぶと、きちんと見せたい部分が隠れません。
Vネックやカーディガンの前開きは、胸元が開いている分、長めのチェーンでも様になります。チャームが谷の部分に落ち着くので、ロングタイプの見せ場としては一番相性がいい襟の形です。
シャツは第一ボタンを開けるかどうかで大きく変わります。ボタンを一つ外してさり気なく見せると、ジャケットスタイルでもラフさが出ます。襟が全開なら、クロスやリングのチャームが主役として際立ちます!襟の詰まったハイネックニットは、そもそもネックレスが見えづらいので、着けるなら袖や裾からのぞかせるくらいの気持ちでいるとちょうどいいです。
重ね付けのバランス
一本でも十分決まりますが、重ね付けにすると一気にこなれた印象になります。ただし、これは足し算というより引き算の感覚でやった方がうまくいきます。
長さを変えて2本重ねるのが基本の型です。短めと長めを組み合わせると、首元に段差ができて奥行きが出ます。同じ長さを重ねると絡まりやすいうえに、ただ量が増えただけに見えてしまうことも〜。ここは長さを変えるのが鉄板です。
素材はできるだけ揃えるのが無難です。シルバーとゴールドを一緒に着けると、狙ってやっているように見えにくく、単に統一感がないコーデに映りがちです。異素材ミックスを楽しみたい人もいますが、慣れないうちはシルバーならシルバーで揃えておくと安心です。
本数は2本か3本までにしておくのがおすすめです。それ以上になると首元がうるさくなって、せっかくのコーデ全体のバランスが崩れます。差し色と同じで、効かせる場所は絞った方がお洒落に見えます!
金属アレルギー対策
ネックレスを検討するときに見落とされがちなのが、金属アレルギーの話です。
汗をかく首元は金属と肌が密着しやすい部分なので、人によってはかゆみや赤みが出ることがあります。気になる人は、サージカルステンレスやチタン、シルバー925などアレルギー反応が起きにくい素材を選ぶと安心です。メッキ加工のアイテムは価格が手頃な分、メッキが剥がれた下地の金属で反応が出るケースもあるので、長く着けるつもりならある程度しっかりした素材を選んでおいた方が結果的にコスパがいいです。
汗をかきやすい季節は、着けっぱなしにせず帰宅したら汗を拭き取る習慣をつけるだけでも、肌トラブルはかなり防げます。何をつけても反応が出やすい人は、チェーンの内側に樹脂コーティングが施されたタイプを選ぶ手もあります。
着こなし・合わせ方(コーデ別)
同じネックレスでも、合わせる服のジャンルで見え方が変わります。
デニムスタイル
デニムに白Tのようなシンプルな組み合わせは、ネックレスを一本足すだけで「ちゃんと選んだ感」が一気に出ます。細身のシルバーチェーンにコインかリングのチャームを合わせれば、カジュアルすぎず浮かない着地になります!
きれいめスタイル
ジャケットにシャツを合わせるようなきれいめの着こなしでは、シャツのボタンを一つか二つ外して首元にネックレスをのぞかせると、崩しすぎない抜け感が出ます。派手なチャームより、コインやシンプルなプレートの方がジャケットスタイルには馴染みます。
レザー・ハードスタイル
ライダースジャケットやダメージデニムを使ったハードめの着こなしには、ブラックチェーンやボリュームのあるクロスのチャームがよく合います。ボリュームネックや襟の高いアイテムと組み合わせると、無骨でラギッドな雰囲気がさらに強まります!
時計やブレスレットなど他の小物とメタルの色を揃えておくと、コーデ全体の統一感がさらに増します。シルバーの時計にゴールドのネックレスのようにメタルが混ざると、狙ってやっているのか単なる不統一なのか伝わりにくくなるので、まずは色味を合わせるところから試してみてください。
お手入れと保管
シルバーは着けているうちに黒ずんでくるので、そのままにしておくといつの間にか輝きが失われていることも〜。柔らかい布で乾拭きするだけでも黒ずみはかなり防げますし、専用のシルバークロスを一枚持っておくと磨き上げがぐっとラクになります!
保管するときは、他のアクセサリーと絡まらないように一本ずつ小袋やケースに分けておくのがおすすめです。湿気は変色の原因になるので、乾燥剤を一緒に入れておくとより安心。お風呂や運動のときは外しておくと、汗や皮脂による劣化を防げます。
チェーンが絡まってしまったときは、無理に引っ張らずに平らな場所に置いて、端からゆっくりほどくのがコツです。焦って引っ張ると結び目が固くなって、最悪切れてしまうこともあるので気をつけてください。
気をつけたいこと
まず、つけすぎてゴテゴテした印象になること。ネックレスは効果が出やすい分、いくつも重ねたり太いチェーンを選びすぎたりすると、途端にうるさくなります。気になるなら、まずは細身のチェーンを一本だけ着けるところから始めるのが無難です。ただ、あえてボリュームのあるチェーンを何本も重ねて主役級に見せるスタイルも一つの手で、キャラクターの強いコーデを作りたい人には面白い選択肢になります!
もうひとつは、TPOを考えずに着けてしまうこと。ビジネスシーンやフォーマルな場では、目立つチャームのネックレスは浮きやすいです。気になる場面では外すか、シンプルなプレート程度に留めておくと安全です。とはいえ最近はオフィスカジュアルの幅も広がっていて〜、職場の雰囲気次第では細身の一本くらいなら普通に馴染むこともあります。
最後に、長さやチャームを適当に選んでしまうパターン。せっかく良いデザインでも、襟元との相性が合っていないと、チャームが埋もれたり浮いたりして良さが伝わりません。買う前に、普段よく着るトップスの襟の形を思い浮かべながら長さを選ぶと失敗が減ります。
あと地味に多いのが、チェーンが服の中で絡まって切れてしまうトラブルです。着替えるときにセーターの首元に引っかけたまま無理に脱ぐと、金具の部分から切れやすくなります。着脱するときは一度手でチェーンを軽く押さえてから脱ぐ癖をつけておくと、長く同じ一本を使い続けられます。
迷ったら細身のシルバー一本、で終わらせないのがコツ
僕がネックレスを気に入っているのは、着けるだけでコーデの完成度が変わる割に、選ぶ基準さえ分かれば全然難しくないところです。
最初は細身のシルバーにコインかリングのチャーム、長さは45cmから50cmくらいから試してみると、まず失敗しません。慣れてきたら、チェーンの太さやチャームの形、重ね付けで自分らしさを出していく。それだけで首元の印象がガラッと変わって、いつものコーデが一段上品に見えてきます!
上品な着こなしにネックレスを取り入れたいと考えているなら、是非参考にしてみてください!

