春アウターは何を着る?タイプ別に見る失敗しない選び方

メンズおすすめライトアウター

僕が毎年3月に入ると必ず頭を悩ませるのが、この春アウターです。冬物をしまうにはまだ寒いし、Tシャツ一枚で出かけるには心もとない。そんな中途半端な気温を救ってくれるのが、コーチジャケットやMA-1、デニムジャケット、テーラードジャケットといった薄手のライトアウターたち。ただ、タイプが多すぎて「結局どれを選べばいいのか」で毎年立ち止まってしまう人も多いはずです。今回は、春のライトアウターをタイプ別に整理しながら、自分に合う一着の選び方をまとめてご紹介します!

目次

なぜ春はアウター選びで迷うのか

秋冬ならダウンかコートの二択で済みますし、夏は羽織りものそのものが要りません。でも春は違います。コーチジャケット、MA-1、デニムジャケット、テーラードジャケット、ライダースジャケット、マウンテンパーカーと、薄手のアウターだけでこれだけの選択肢が並ぶのが春という季節です。

しかもタイプによってキャラクターがまるで違うのがやっかいなところ。カジュアルに寄るものもあれば、きれいめに振れるものもあるし、防風性が高いものもあれば見た目重視で風はスカスカのものもあります。見た目の好みだけで選ぶと、着る場面と合わなくて出番が減ってしまう、なんてこともよくある話です〜。

逆に言えば、まず「自分はどのタイプが必要か」を決めてから細かいディテールを見ていけば、選び方はグッとシンプルになります!まずはタイプごとの性格を整理するところから始めましょう。

タイプ別に見る春アウターの比較

代表的なタイプを、カジュアル度ときれいめ度、防風性で整理するとこんな感じです。

タイプ カジュアル度 きれいめ度 防風性 得意なシーン
コーチジャケット 高い 低い 普段使い、デニムコーデ
MA-1 高い 低い 高い 通学・通勤の防寒補助
デニムジャケット 低い カジュアル、レイヤード
テーラードジャケット 低い 高い 低い オフィス、きれいめコーデ
ライダースジャケット 中/高 ロック寄り、きれいめ両対応
マウンテンパーカー 高い 低い 高い アウトドア、通勤の雨対策
ミリタリージャケット ワーク、きれいめカジュアル
ブルゾン 1枚でも重ね着でも

表にするとタイプごとの得意分野がはっきり見えてきます。コーチジャケットとMA-1はどちらもカジュアルの主力タイプですが、MA-1のほうが襟のリブとナイロン素材で防風性がひと回り高いのが違いです。デニムジャケットとミリタリージャケットは中間ゾーンで、デニムはこなれ感、ミリタリーは丈夫さで選ばれることが多いタイプ。テーラードジャケットだけは完全にきれいめ側で、スラックスと合わせたときの完成度は他のタイプでは出せません。

カジュアル度で選ぶなら

普段のスタイリングにサッと足したいなら、コーチジャケットとデニムジャケット、マウンテンパーカーが候補になります。

コーチジャケットはスタンドカラーで着丈も短めなものが多く、スキニーデニムでもワイドパンツでも合わせやすいのが強み。デニムジャケットは同系色のデニムパンツと合わせるとワントーンでこなれた印象になりますし、白Tシャツにデニムジャケット一枚だけでも十分様になります。マウンテンパーカーはビビッドなカラーを選ぶと、それだけでコーデのアクセントになってくれるので、無地のトップスと合わせるだけで一気にセンスよく見えるのが嬉しいところ!

カジュアル寄りのタイプは、基本的にシンプルに合わせるだけで十分成立します。頑張って全身を作り込まなくても、いつものデニムに一枚羽織るだけで完成するのがこのゾーンの良さです。

きれいめで選ぶなら

オフィスや大人っぽい着こなしを狙うなら、テーラードジャケットとライダースジャケット、ミリタリージャケットが軸になります。

テーラードジャケットは無地のシャツやカットソーと合わせるだけでコーディネートが完成する万能さが魅力で、黒のスラックスと合わせれば一気にきちんと感が出ます。ライダースジャケットはスリムなシルエットのものを選べば、細身のパンツと合わせたときのシャープさがマジで別格です。ミリタリージャケットはベージュのチノパンや黒のスラックスと合わせると、ワーク由来のラフさときれいめの中間で落ち着いた雰囲気にまとまります。

きれいめゾーンで気をつけたいのは、上下ともに主張が強いアイテムを選ばないこと。ジャケット自体に光沢やタイトさがある分、パンツやインナーは無地でシンプルに寄せると馴染みやすくなります。

防風性・気温差で選ぶなら

朝晩の気温差が大きい時期は、防風性で選ぶという視点も欠かせません。ナイロン系素材のMA-1やマウンテンパーカー、コーチジャケットは風を通しにくく、体感温度がぐっと変わります。特にマウンテンパーカーは撥水加工が施されているものも多く、急な小雨でも慌てず対応できるのが心強いところ〜。

一方でデニムジャケットやテーラードジャケットは見た目重視の作りなので、風はわりと素通りします。冷える日にどうしても着たいなら、中にライトダウンベストやフリースを一枚仕込むと防寒力を底上げできます。素材で防風性が変わることを知っておくだけで、気温差の激しい季節も選びやすくなるはずです。

速乾性やストレッチ性のあるアウトドアブランドの春物も増えているので、機能面から選ぶのも今っぽいやり方。洗濯機で洗えるモデルを選んでおくと、普段使いのハードルもグッと下がります!

色で選ぶなら

ドメブラの基本は白黒ベースにワンポイントで色を効かせること。春アウターも同じ考え方で選ぶとまとまりやすいです。

黒やネイビー、グレーのアウターなら、インナーやパンツを選ばずどんなコーデにも馴染みます。差し色を楽しみたいなら、赤やオリーブ、カラシ色あたりのアウターを一枚投入して、他は白か黒でまとめるのが鉄板。差し色は多くても2箇所までにしておくと、まとまりを保ったままアクセントを出せます!

デニムジャケットのようにアウター自体に色幅がある場合は、淡色ならさっぱり爽やかに、濃色ならメリハリの効いた大人な印象に振れます。色選びに迷ったら、まず自分の手持ちパンツで一番使う色を思い浮かべて、そこと喧嘩しない色を選ぶのが近道です〜。

着こなし・パンツとの合わせ方

アウター単体で終わらせず、パンツやインナーまで含めて考えると完成度が変わります。

スキニーデニムに合わせるなら、コーチジャケットやライダースジャケットのようにシルエットが締まったタイプが相性抜群。逆にワイドパンツやイージーパンツには、ボリュームのあるマウンテンパーカーやミリタリージャケットを合わせるとバランスが取れます。白パンツにアウターを一枚足すだけでリゾート感のある爽やかな着こなしになりますし、スウェットパンツと合わせればスポーティーで今っぽい雰囲気に寄せられます!

インナーはシャツやカットソーがチラ見えする着丈を選ぶと、レイヤードとしての奥行きが出ます。足元はレザーの短靴で上品にまとめてもいいし、スニーカーで肩の力を抜いた雰囲気にしても様になります。キャップを合わせるなら、アウターと同系色でつなげると統一感が出るのでおすすめです。

3月の肌寒い時期は、アウターの下にライトダウンベストや薄手のニットを重ねて温度調整するのがおすすめ。逆に4月以降の暖かい日は、Tシャツやカットソー一枚にアウターを羽織るだけの軽装で十分様になります。同じ一着でも、中に足すか引くかで着られる期間がぐっと伸びるので、春先から初夏まで長く付き合えるのもライトアウターの良いところです。

気をつけたいこと

ひとつ目は、タイプを決めずに見た目の好みだけで選んでしまうこと。きれいめな職場にカジュアル全開のマウンテンパーカーで行くと浮きやすいですし、逆にラフに過ごしたい休日にテーラードジャケットを着ると気疲れします。気になるなら、まず着る場面を思い浮かべてからタイプを決める順番にするのが無難です。ただ、あえて場違いなタイプをぶつけるのも、外し技として面白い着こなしになります!

ふたつ目は、着丈選びの失敗。長すぎるとパンツとのバランスが崩れて野暮ったく見えがちですし、短すぎると子供っぽく見えることもあります。迷ったら腰骨が少し隠れるくらいの丈を基準にすると失敗しにくいです。でも、あえて着丈を長めにしてコートのように羽織るのも、今っぽくてこなれた雰囲気になるので試す価値ありです!

みっつ目は、色や柄を欲張りすぎること。総柄のアウターに柄物のパンツを合わせると情報量が多くなりすぎるので、片方は無地に寄せるくらいがちょうどいいバランスです〜。

素材によってお手入れも変わってきます。ナイロン系は汚れても軽く拭き取るだけで済みますが、デニムやレザーは色移りや型崩れが気になるところ。着た後はハンガーにかけて湿気を飛ばすだけでも、型崩れのスピードはかなり変わってきます。

春アウターはタイプで選べば迷わなくなる

春アウターに、決まった正解はありません。カジュアルに寄せたい日もあれば、きれいめで通したい日もあるし、朝晩の寒さ対策を優先したい日もあります。大事なのは、その日の目的に合わせてタイプから選ぶという考え方です。

僕自身、クローゼットにコーチジャケットとテーラードジャケット、マウンテンパーカーを並べて、その日の気分と天気で選んでいます。1着に絞り込むよりも、性格の違うタイプを2〜3着持っておくほうが結局は着回しやすくて、毎朝の悩みも減ります!パーカーしか持ってなくて困っていた日々には、もうサヨナラです!

今シーズン春アウターをお探しでしたら、是非参考になさってみて下さい!

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この記事を書いた人

「何を買えばいいか分からない」。昔、外見でつまずいたときの僕がそうでした。そこから服の力に気づいて、DOMEBRAでは、カジュアルにアウトドアやストリート、ドメブラを混ぜた着こなしを軸に、選び方から合わせ方まで紹介しています。

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