ここ数年、カモフラ(迷彩)柄が完全に市民権を得てきました。数年前まではミリタリー好きだけのものだったのに、今はデイリーの通勤バッグにも普通に迷彩柄が並んでいます。ただ、いざ選ぼうとすると柄のトーンや素材で印象がガラッと変わるので、どれを選べばいいか迷う人も多いはず。そこで今回は、メンズのカモフラトートバッグの選び方と、浮かずに使いこなすための合わせ方をまとめてご紹介します!
なぜ今カモフラトートバッグが気になるのか
カモフラ柄がここまで戻ってきた理由は、ミリタリーテイストがカジュアルの定番として定着したからです。ノースフェイスやコロンビアといったアウトドアブランドが当たり前のようにカモフラ柄を出すようになって、以前より抵抗なく手に取れる空気になりました。
バッグは服より面積が小さいので、いきなり全身ミリタリーにしなくても、トートバッグを1つ持つだけでコーデにテーマが生まれます。白Tにブラックスキニーというシンプルな組み合わせでも、カモフラのトートを持つだけで「ちゃんと考えた感」が出るのが面白いところ。1点投入するだけで成立するので、コーデに悩む朝でも助かります!
しかも柄物のバッグは、他の小物より飽きが来にくいのも地味な強みです。無地のトートは数年で単に古びて見えますが、迷彩は柄自体に情報量があるので、多少型が古くなっても「味」として成立しやすい。長く使うアイテムを探している人にもおすすめです!
柄のトーンで選ぶ グリーン系とグレー系デジタルカモの違い
カモフラと一口に言っても、トーンによって振れ幅がかなりあります。
定番のグリーン系は、いわゆる森林迷彩と呼ばれる柄で、ミリタリー感がいちばん強く出ます。カーゴパンツやワークブーツと合わせると世界観がまとまるので、ミリタリーコーデが好きな人はここから選ぶのが分かりやすいです。一方でグレー系のデジタルカモは、ドット状の柄がモダンで、スニーカーやスウェットとも違和感なく馴染みます。グリーンよりだいぶ主張が弱いので、迷彩初心者はグレー系から試すと失敗しにくいです。ブラウン・ベージュ系のデザートカモは、色味自体が秋冬のコーデュロイやスエード小物と相性がいいので、ワーク系の着こなしと好相性です。
| トーン | 印象 | 合わせやすいコーデ |
|---|---|---|
| グリーン系 | ミリタリー感が強い | カーゴパンツ、ワークブーツ |
| グレー系デジタル | モダンでカジュアル | スウェット、スニーカー |
| ブラウン・ベージュ系 | 落ち着いた大人の雰囲気 | コーデュロイ、スエード小物 |
サイズ・容量で選ぶ 通勤通学からちょい旅行まで
トートバッグは服と違ってサイズ感の失敗が起きやすいアイテムです。
通勤や通学がメインなら、A4のノートやファイルがそのまま入るサイズを基準に選ぶと使い勝手が良いです。書類やタブレットを持ち歩く人は、まちの厚みが10cm前後あるタイプだと荷物がパンパンにならずに済みます。逆に休日のちょっとした外出なら、財布とスマホと薄い上着が入る程度の中型サイズで十分。
大判サイズはたしかに頼れる収納力がありますが、荷物が少ない日に持つと余った布地がだらしなく見えてしまうこともあるので、普段の荷物量に合わせて選ぶのが無難です。大は小を兼ねるとは言い切れないところもあって〜、まずは自分の普段の荷物を思い浮かべてからサイズを決めるのがおすすめです。
旅行や帰省など荷物が増える日だけ大判サイズを使い分けるのも賢い手です。普段は中型、荷物が多い日だけ大判、という2軍使いができるのもトートバッグならでは。1つのサイズにこだわりすぎず、シーンで使い分ける発想を持っておくと失敗しにくくなります!
素材で選ぶ キャンバス・ナイロン・レザーの違い
カモフラトートバッグの素材は、大きく分けてキャンバス、ナイロン、レザーの3種類です。
キャンバスは生地の風合いがそのまま迷彩柄に出るので、ミリタリー感を強く出したい人向き。ナイロンは軽くて型崩れしにくく、雨にも強いので通勤バッグとして使うなら扱いやすいです。レザーのカモフラは柄がやわらかく上品に出るので、ジャケパンスタイルなど少しきれいめな格好にも使いやすくなります。速乾性のあるナイロン系は、汗をかく季節や急な雨でも気を使わずに済むので地味に助かります!
出張や旅行で荷物が濡れると困る人は、撥水加工が付いたナイロンを選んでおくと安心です。逆に経年変化を楽しみたい人はレザーが向いています。使うほどに色味が落ち着いてくるので、育てる感覚で長く付き合えるのも魅力です。
| 素材 | 特徴 | 向いているシーン |
|---|---|---|
| キャンバス | 柄がくっきり出てミリタリー感が強い | 休日のカジュアルスタイル |
| ナイロン | 軽量で型崩れしにくく雨にも強い | 通勤・通学の毎日使い |
| レザー | 柄がやわらかく上品に見える | ジャケパンなどきれいめな装い |
着こなし・合わせ方
カモフラトートは主張が強いアイテムなので、コーデ全体はむしろシンプルに組むのが正解です。土台を白黒でまとめておいて、そこにカモフラという柄を差し込む。これはドメブラの色使いの基本と同じ考え方で、足すのはバッグ1点だけと決めておくと、毎朝のコーデ選びがぐっとラクになります。
デニムで合わせる王道スタイル
一番失敗しにくいのが、デニムとの組み合わせです。ブラックデニムにグレー系デジタルカモのトートなら、モノトーンの中にさりげなく柄が効いて今っぽい仕上がりに。逆に淡色デニムにグリーン系カモを合わせると、カジュアルさが強く出るので週末のラフな外出にぴったりです。白T×デニムというベースはシンプルですが、そこにカモフラトートを1つ足すだけで十分コーデが完成します!
ミリタリーテイストで統一する
カーゴパンツやM-65ジャケットと合わせて、ミリタリー色を強めに出す合わせ方もアリです。ただし全身をカモフラだらけにすると柄が喧嘩してうるさくなるので、迷彩はバッグだけに絞って、服はオリーブやカーキの単色でまとめるのがコツ。差し色は1箇所まで、というドメブラの基本と同じで、カモフラも「効かせるのはバッグだけ」と考えるとまとまりやすくなります。全身迷彩は狩猟にでも行くのかという話になってしまうので、そこは注意が必要です。
カジュアルに抜くコーデ
スウェットにスニーカーというラフな格好にも、カモフラトートは意外と馴染みます。がっつりミリタリーに寄せなくても、バッグ1つでコーデにテーマが出るので、気合いを入れすぎたくない日にちょうどいい相棒になってくれます。マジで手軽に「今日ちゃんと考えた感」が出せるので、コーデに時間をかけたくない朝は重宝します!
一緒に合わせたい小物・インナー
カモフラトートを主役にする日は、キャップやミリタリーブーツで世界観を揃えると統一感が出ます。キャップはオリーブやカーキの単色を選べば、バッグの柄と喧嘩しません。裾から靴下がちらっと見えるくらいの丈のパンツで、足元にもワンポイント差し色を仕込むと、コーデ全体にリズムが生まれます。小物まで含めてトータルで組むと、バッグ単体で終わらない仕上がりになるのでおすすめです!
気をつけたいこと
カモフラトートでやりがちな失敗は、柄を持て余してしまうことです。トートバッグ自体の主張が強いので、服まで柄物を選ぶと途端にうるさい印象になりがちです。気になるなら、服はシンプルな無地でまとめて、柄はバッグだけに絞るのが無難。でも逆に、あえてカモフラ×ストライプのように柄を重ねる着こなしも、着崩し上手に見えて面白い選択です!
もうひとつ気をつけたいのが、色味選びです。ビビッドなカモフラは主張が強く浮きやすいので〜、慣れないうちはグレー系やブラウン系の落ち着いたトーンから試すのが安心です。それでも派手な色に挑戦したいなら、服を白・黒・グレーだけで固めてしまえば、バッグの主張が強くても案外まとまります。
もうひとつ、荷物を詰め込みすぎて型崩れするのもよくある失敗です。キャンバスやナイロンは柔らかい分、パンパンに詰めると柄が伸びて間延びして見えることがあります。気になるなら内側にインナーバッグを入れて形をキープするのも手ですが、あえてくたっとした崩れ感を「使い込んだ味」として楽しむ選択肢もアリです!
天気と体感で無理をしない
キャンバス地のカモフラトートは、雨に濡れるとシミになったり乾きにくかったりします。梅雨の時期にキャンバスを持ち歩くのは、乾かないまま次の日を迎えることになったりして地味にストレスだったり〜。そういう時期はナイロンやレザーのタイプに替えるのが賢い選択です。おしゃれよりも荷物と自分のコンディションを優先していい場面は普通にあるので、天気が怪しい日まで無理してキャンバスを持つ必要はありません。逆に晴れた日は、キャンバスの風合いがいちばん気持ちよく映えるので、天気を見てバッグを替える発想を持っておくと長く付き合えます。
ナイロンやレザーのタイプを1つ、キャンバスを1つと2枚持ちしておけば、天気予報を見てから朝サッと切り替えられるので手間もかかりません。1つに絞りたくなる気持ちも分かりますが、用途を分けておくと結果的にどちらも長持ちします。
個人的に思うこと
僕がカモフラトートを気に入っているのは、コーデに悩む時間をぐっと減らしてくれるからです。コーデに悩む時間って、地味に疲れるものです〜。シンプルな服が多い人ほど、差し色代わりに柄を1つ投入するだけで一気に垢抜けます。買ってすぐ使いこなせるくらい取り入れやすいアイテムなので、気軽に試せるのも嬉しいところです。柄物は敬遠されがちですが、トートバッグくらいの面積なら、思っているよりずっとハードルは低いです。
今シーズン迷彩トートバッグをお探しでしたら、是非参考になさってみて下さい!

