僕が長年愛用しているのが、丈夫なレザーの長財布です。財布には二つ折りや三つ折り、ナイロンやコットンまで数え切れないほど種類がありますが、選び方を間違えると数年でボロボロになってしまうことも〜。この記事では、レザーの種類ごとの違いから、ラウンドファスナーとかぶせ型の選び方、パンツのポケットに入れるときに気をつけたいことまで、長く使えるレザー長財布の選び方をまとめてご紹介します!
なぜ今、レザーの長財布なのか
理由はシンプルで、使うほどに味が出て、長く付き合えるアイテムだからです!
ナイロンやコットンの財布は軽くて気軽に使えますが、数年でヘタってきて買い替えが前提になりがち。その点レザーは、傷や色の入り方も含めて自分だけの一本に育っていくのが面白いところです。使うたびに手に馴染んでいく感覚は、レザーならではの魅力だと言えます。
以前の僕は、有名ブランドの財布を持っていれば十分だと思っていました。ただ、値段が高い割にはみんな持っているので、意外と普通に見えてしまうのも事実です。そこで目をつけたのが、ドメスティックブランドを中心とした個性のあるレザー財布でした。ブランドごとに革の選び方や縫製、金具の仕様がまるで違って、調べるほど奥が深いことに気づきます。
長財布を持つと金運が上がるなんて話もよく聞きます。真偽のほどは分かりませんが、お金の入れ物を大事に扱うようになるのは間違いなくて、験担ぎとしてはなかなか悪くないです(笑)。それより何より、丈夫なレザーの長財布は5年10年と付き合える相棒になってくれるので、そこに価値を感じる人にこそおすすめしたいアイテムです!
レザーの種類で変わる表情と耐久性
長財布選びで一番差が出るのが、革の種類です。同じ「レザー」でも、部位や加工でまったく別物になります。
| 革の種類 | 特徴 | 耐久性 | 経年変化 |
|---|---|---|---|
| フルグレインレザー | 牛革の表面をそのまま活かした最上級グレード | かなり高い | 使うほど艶と色が深まる |
| コードバン | 馬のお尻部分の希少な革。ガラスのような光沢 | 非常に高いが水分に弱い面も | 艶が増して独特の照りが出る |
| ヌメ革 | なめしただけで着色していない自然な風合い | 高いが傷や汚れが目立ちやすい | 飴色に育つのが最大の魅力 |
| 型押しレザー | 表面に型でエンボスを入れた革 | 中程度 | 変化は控えめで安定した見た目を保つ |
フルグレインレザーは、傷やシボもそのまま個性として残るタイプ。使い込むほど艶が乗ってくるので、長く育てたい人には一番おすすめです!コードバンはガラスのような光沢が魅力ですが、水に弱い性質があるので雨の日の扱いには少し気を遣う必要があります。ヌメ革は購入時こそ白っぽくて頼りない印象ですが、日光と手の脂で徐々に飴色に変わっていくのが最大の楽しみ。型押しレザーは傷が目立ちにくく、変化を求めずに長くきれいなまま使いたい人向きです。
耐久性だけで選ぶなら、繊維の密度が高いフルグレインかコードバンが安心。経年変化を育てる過程まで楽しみたいなら、ヌメ革を選んで自分だけの色に仕上げていくのも今っぽい楽しみ方だと思います。
ラウンドファスナーとかぶせ型、それぞれの強み
長財布の開閉方式は、大きく分けてラウンドファスナーとかぶせ型の二種類。ここで見た目も使い勝手もかなり変わります!
| 開閉方式 | 収納力 | 型崩れのしにくさ | 出し入れのしやすさ | 印象 |
|---|---|---|---|---|
| ラウンドファスナー | 高い。小銭やカードもがっちり収まる | 全周がファスナーで覆われて崩れにくい | ジップを一周開ける手間がある | 男らしくカジュアル |
| かぶせ型 | ラウンドよりやや控えめ | 使い込むと開閉部が緩みやすい | 片手でパッと開けられる | 上品でドレッシー |
ラウンドファスナーは中身がファスナーでぐるっと囲まれているので、カードや小銭が落ちにくく、型崩れにも強いのが最大の強みです!カジュアルなコーデが多い人や、収納力を重視したい人にはこちらが向いています。反面、開けるときにジップを一周させる手間があるので、レジでサッと出したい人には少しもたつくことも。
かぶせ型は開閉がワンアクションで済むので、支払いのテンポが良いのが魅力です。見た目もすっきりしていてジャケットスタイルに合わせやすく、上品な印象を作りたいならこちらが有利。ただし、開閉部の革は使うほど伸びてくるので、閉まりが緩くなりやすい点は頭に入れておきたいところです。
どちらが正解というわけではなく、耐久性とカジュアルさを取るならラウンドファスナー、開けやすさと上品さを取るならかぶせ型、という選び分けで考えると迷いにくくなります。
失敗しない長財布の選び方
サイズと収納力は、実際に使ってみないと気づきにくいポイントです。
定番の長財布サイズは横幅約20cm、高さ10cm、厚み2.5cm程度。カード入れは6〜8個ほどあると、ポイントカードや免許証を入れてもまだ余裕が持てます。お札入れが小銭入れを挟んで2箇所に分かれているタイプは、新券と使う予定のお札を分けて管理できるので地味に便利です!
色選びはベースを黒か茶にしておくと、どんなコーデにも馴染んで長く使えます。黒はスーツにもデニムにも合わせやすい万能カラー、茶やキャメルはアースカラーのコーデに馴染んでアクセントにもなります。差し色を入れるなら、内側のステッチ一箇所くらいに留めておくのが上品にまとまるコツ。財布はベースを1〜2色でまとめて、あえて主張させすぎないのが長く使うコツだと思います。
金具の作りも見ておきたいポイントです。ファスナーの引き手やホック部分は消耗が早い箇所なので、安っぽい金属を使っているとそこだけ先に劣化してしまいます。手に取ったときにファスナーの滑りが良いか、ホックがしっかり噛み合うかまで確認しておくと失敗が減ります。
着こなし・持ち方のコツ
長財布はバッグに収める使い方と、パンツのポケットに直接入れる使い方で、選ぶべきタイプが変わってきます。
バッグに収める場合
トートバッグやショルダーバッグに収める前提なら、サイズはあまり気にせず、収納力重視のラウンドファスナーを選んでも問題ありません。バッグの中で型崩れしにくいのもラウンドファスナーの強みなので、通勤や普段使いのメイン財布としてかなり優秀です!ジャケットスタイルなら黒のレザー、カジュアルなコーデなら茶系のレザーと、バッグや靴の色に寄せておくと統一感が出ます。
ポケットに入れる場合
ポケットに直接入れるなら、かぶせ型か薄手のラウンドファスナーを選ぶのがおすすめです。厚みのある財布をポケットに入れると、シルエットが崩れて全体の印象までもったいなくなってしまいます。細身のパンツを履くことが多い人ほど、薄型のモデルを選んでおくと足元まで含めたコーデがすっきりまとまります。
ポケットに入れるときに気をつけたいこと
長財布をパンツの後ろポケットに入れっぱなしにするのは、実はあまりおすすめできません。
座るたびに体重がかかることで、革が一方向に曲がり癖がついてしまいがち。気になるなら、電車や車に乗るときだけでもポケットから出して手に持つ習慣をつけると、型崩れをかなり防げます。でも「使い込んで歪んだ形も味のうち」と考えるなら、あえて気にせずポケットに入れ続けるのも一つの付き合い方です。革が自分の体に合わせて曲がっていく変化を楽しめる人には、こちらのスタンスも悪くありません。
サイドポケットに入れる場合は、太ももの動きで財布がこすれて角が擦り切れやすくなります。歩き方によってはコインが擦れる音が気になることもあるので、小銭は別のコインケースに分けるという手も。荷物を減らしたい人には面倒に感じるかもしれませんが、財布本体の寿命はぐっと延びます!
経年変化を育てるお手入れと保管
レザーは他の素材より少し手をかける必要がありますが、そのぶん長く使えるのが利点です。
- 使った後は乾いた布で表面のホコリや手の脂を軽く拭き取る
- 月に一度程度、レザー用のクリームを薄く塗り込んで乾燥を防ぐ
- 濡れた場合はすぐに水分を拭き取り、直射日光を避けて陰干しする
- 長期間使わないときは軽く型を整えてから風通しのいい場所で保管する
- コードバンなど水分に弱い革は、専用のクロスで乾拭きを基本にする
面倒に感じるかもしれませんが、この程度のケアで十分〜。逆に何もせず放っておくと、乾燥でひび割れたり、艶が失われて安っぽく見えたりしてしまいます。月イチのクリーム塗りだけでも習慣にしておくと、5年後の表情がまったく違ってきます!
気をつけたいこと・やりがちな失敗
まず、ラウンドファスナーは重厚感がある分、重さが気になりやすいこと。薄手のパンツに入れると生地が伸びて見えることもあります。気になるならかぶせ型や薄型のラウンドを選ぶのが無難ですが、あえてどっしりしたラウンドファスナーを持つと、道具感のある男らしい雰囲気が出て面白い選び方にもなります。
もうひとつ、安さだけで型押しレザーを選んでしまい、遠目に安っぽく見えてしまうケース。表面のシボが規則的すぎると、合成皮革と見分けがつかなくなることも。気になるなら店頭で実物を触って質感を確かめてから選ぶのが確実です。ただ、型押しレザーは傷が目立ちにくいという実用面の強みもあるので、経年変化より扱いやすさを優先したい人にはむしろ向いています。
最後に、財布だけ主張が強すぎてコーデ全体から浮いてしまうパターン。差し色は多くても2箇所までに抑えて、ベースは黒か茶でまとめておくと財布が悪目立ちしません。
長く使えるレザー長財布は一本持っておいて損はない
僕がレザーの長財布をおすすめする一番の理由は、選んだ革と開閉方式次第で何年も相棒になってくれることです。
フルグレインやヌメ革なら経年変化を育てる楽しみがありますし、ラウンドファスナーなら耐久性と収納力で普段使いを支えてくれます。ポケットに入れるかバッグに収めるかで選ぶタイプを変えるだけでも、財布の寿命はぐっと延びるはずです。今シーズン丈夫なレザー長財布をお探しでしたら、是非参考になさってみて下さい!

