黒いパンツを洗濯機から出したら、白い細かいホコリがびっしり。黒のニットを着て出かけたら、いつの間にか白い糸くずがついている。黒い服はかっこいいのに、このホコリのせいで、なんだか清潔感がなく見えてしまいます。DOMEBRAでは白黒をベースにした組み方をよくすすめているので、黒い服の出番が多い人ほど、ここは避けて通れません。今回は、黒い服に白いホコリや糸くずがつく原因と、洗い方で防ぐ方法、ついたあとの取り方をまとめてご紹介します!
黒い服に白いホコリがつく原因は3つ
黒い服につく白いホコリや糸くずの正体は、ほとんどが細かい繊維のくずです。日立の公式サイトの洗濯機のよくある質問では、洗濯物につく糸くずの原因として、衣類の繊維やほこり、水の量が足りないこと、糸くずフィルターの目詰まり、洗濯槽の汚れが挙げられています。黒や濃紺のような濃い色の服は、この糸くずが白く目立ちやすい、とも書かれています。
原因を、ホコリがつくタイミングで分けると3つになります。洗濯の最中にほかの服から移るもの、着ている間に寄ってくるもの、部屋の中で家具や寝具から移るものです。
| 原因 | 見分け方 | 対策 |
|---|---|---|
| 洗濯でほかの服から移る | 洗濯機から出した時点でついている | タオルなどと分けて洗う、ネットに入れる、フィルターを掃除する |
| 着ている間に寄ってくる | 出かけた先や帰ってきたときに増えている | 静電気を起こしにくい組み合わせにする、帰ったらブラシをかける |
| 部屋の家具や寝具から移る | ソファや布団に座ったあとについている | 黒い服で布製のソファに長く座らない、こまめに払う |
一番多いのは、洗濯で移るパターンです。ここを防ぐだけで、黒い服のホコリはかなり減ります。
見分け方は簡単で、洗濯機から出した時点でホコリがついているかどうかです。出した時点でついているなら洗濯、着ている間に増えるなら静電気や周りの環境が原因です。原因が分かれば、どこを直せばいいかがはっきりします!
洗濯で移るのを防ぐ
日立の公式サイトでは、糸くずを防ぐ方法として、タオルやバスタオル、フリースを分けて洗うこと、濃い色の服には目の細かい洗濯ネットを使うこと、縦型の洗濯機では水の量を多めにして、すすぎの回数を増やすことを挙げています。タオルのような綿製品は細かい繊維くずが出やすいので、黒い服と一緒に洗うと、そのくずが黒い服に移ります。
つまり、黒い服を洗うときは、タオルとフリースを別にして、黒い服はネットに入れる。これが基本です。洗濯の回数が増えるのが面倒なら、黒や紺など濃い色の服だけをまとめて洗う日を作ると、手間を増やさずに分けられます!
意外な落とし穴が、フリースです。フリース自体も黒や紺のことが多いので、つい濃い色の服と一緒に洗いたくなりますが、日立の公式サイトでは、タオルと並んで分けて洗うものとして名前が挙がっています。フリースはフリースだけで洗う、と覚えておくと迷いません。
日立の取扱説明書でも、コーデュロイのような起毛素材や濃い色の洗濯物は、洗濯ネットに入れて洗うよう書かれています。黒のコーデュロイパンツや黒のスウェットは、特にホコリを拾いやすいので、ネットは欠かせません。
洗濯機に服を詰め込みすぎないことも大事です。日立の公式サイトでも、縦型の洗濯機では水の量を多めにするようすすめています。水が少ないと、服どうしがこすれ合って繊維くずが出やすくなり、出たくずも洗い流されにくくなります。黒い服を洗う日は、いつもより少なめの量で回すくらいがちょうどいいです!
タオルやフリースを洗う日と、黒い服を洗う日を、曜日で分けてしまうのも手です。毎回どれを分けるか考えなくて済むので、面倒くさがりでも続けやすくなります。黒い服の日は洗濯ネットも一緒に出しておく、と決めておけば、入れ忘れも防げます。

糸くずフィルターは、毎回掃除する
意外と見落としがちなのが、洗濯機の糸くずフィルターです。パナソニックの公式サイトでは、フィルターにゴミがたまったまま運転すると、せっかく集めたゴミが水の流れで洗濯槽に戻って、衣類につくことがあると説明しています。日立の取扱説明書でも、洗濯のたびに毎回手入れするよう書かれています。
フィルターの掃除は、洗濯が終わるたびに、ゴミを捨てるだけで大丈夫です。数秒で終わる作業ですが、これをやるかやらないかで、黒い服につくホコリの量が変わります。洗濯物を取り出したら、そのままフィルターも開ける。この流れを習慣にしてしまうのがおすすめです。
フィルターだけでなく、洗濯槽そのものが汚れていると、槽の汚れが服につくこともあります。日立のよくある質問でも、糸くずの原因のひとつに洗濯槽の汚れが挙がっています。洗濯槽クリーナーでの掃除も、ときどき思い出してやっておくと安心です。
毛玉と毛羽立ちは、先に取っておく
日立の公式サイトでは、糸くずを防ぐ方法のひとつとして、毛玉や毛羽立ちを取っておくことも挙げています。毛玉や毛羽立ちのある服は、それ自体が繊維くずの出どころになります。黒い服に白い毛玉がついている、というのは、ほかの服から出た繊維が絡んで毛玉になっていることもあります。
洗う前に毛玉を取っておくと、洗濯中に出る繊維くずが減ります。毛玉の取り方は、素材によって使える道具が違うので、ニットの毛玉の取り方!毛玉取り器とブラシを素材で使い分けるを参考にしてください。
ついたホコリの取り方は、素材で変える
ついてしまったホコリは、洋服ブラシか粘着クリーナーで取ります。日立の公式サイトでも、洗濯のあとについた糸くずは、はたき落とすか、取れにくい場合はガムテープや粘着式のクリーナーで取るよう書かれています。素材によって、向いている道具が少し違います。
| 素材 | 洋服ブラシ | 粘着クリーナー | 使い方のコツ |
|---|---|---|---|
| ウールのコート・ニット | 向いている | 軽く転がす程度に | ブラシで表面をなでるように払う |
| コットンのパンツ・スウェット | 使える | 向いている | 粘着クリーナーで面ごと取る |
| コーデュロイ・起毛素材 | 毛の向きに沿って使う | 強く押し付けない | 畝や毛の流れに沿って払う |
| ナイロン・ポリエステル | 使える | 向いている | 表面がなめらかなので取りやすい |
ウールやカシミヤのような起毛した素材に、粘着クリーナーを強く押し付けて何度も転がすと、表面の毛まで持っていってしまうことがあります。ふわっとした素材は、ブラシを基本にして、粘着クリーナーは仕上げに軽く使うくらいがちょうどいいです。
洋服ブラシは、上から下へ、生地の流れに沿って動かします。ゴシゴシこすらず、手首を軽く返すように払うと、表面のホコリが浮いて落ちやすくなります。コートなら、肩から裾に向かって、背中、袖、前の順にかけていけば、1分もかかりません!
そろえておきたい道具
黒い服が多いなら、洋服ブラシを1本と、持ち歩ける小さめの粘着クリーナーを1つ持っておくと安心です。下の表は、楽天の商品ページで在庫と価格を確認できたものです。僕が使ったうえでの感想ではなく、ページの表示をもとにした紹介として見てください。
| 種類 | 製品名 | ページの表示 | 価格(2026年10月18日に楽天で確認) |
|---|---|---|---|
| 洋服ブラシ | 浅草アートブラシ 白馬毛の洋服ブラシ ベーシック | 馬毛・天然木・日本製(ページの表示) | 2,950円 |
| 洋服ブラシ | かなや刷子 洋服ブラシ FB-1 | 馬毛・日本製(ページの表示) | 4,400円 |
| 粘着クリーナー | ニトムズ コロコロ ミニ 洋服用 本体 C0020 | 本体1本+テープ1巻(ページの表示) | 968円 |
価格は確認した日のもので、セールや店によって変わります。買う前に商品ページで最新の価格を確かめてください。
洋服ブラシは、帰ってきたらコートやパンツにさっとかけるだけでも、ホコリがたまりにくくなります。玄関にブラシを1本掛けておくと、習慣にしやすいです!

黒い服の干し方としまい方
洗い終わった黒い服は、取り出したらすぐに一度、パンパンと軽く振ってから干します。日立の公式サイトでも、洗濯のあとについた糸くずは、はたき落とすようすすめています。濡れているうちに振っておくと、乾いてから取るより、くずが落ちやすいです。
乾いたあとは、黒い服どうしをまとめてしまうのがおすすめです。白いニットやタオルと同じ引き出しに入れると、そこでまた繊維が移ります。黒や紺のコートは、ハンガーに掛けたまま、カバーをかけておくとホコリがつきにくくなります。
着る直前にもう一度ブラシをかければ、しまっている間についた細かいホコリも落とせます。出かける前の10秒で、黒い服の見え方はかなり変わります!
柔軟剤を使う場合は、静電気を防ぐことを表示しているものを選ぶのも一つの手です。花王のハミングの商品ページには、静電気を防ぐことが表示されています。静電気が起きにくくなれば、着ている間にホコリが寄ってくるのも抑えやすくなります!
外出先で何も持っていない時の取り方
出かけた先でホコリに気づいて、ブラシもクリーナーもない。そんなときは、まず手のひらで軽くはたいて落とします。ゴシゴシこすらず、上から軽くたたくように払うのがコツです。
それでも取れない細かい糸くずは、テープの粘着面で取ります。コンビニで買えるセロハンテープや、カバンに入っているばんそうこうの粘着面でも代わりになります。粘着面を軽く当てて、そっとはがす。何度もこすりつけないようにしてください。
よく黒い服を着るなら、スティック型やミニサイズの粘着クリーナーを、通勤カバンに1つ入れておくと、マジで助かります。
人に会う前や、写真を撮る前に気づいたら、まず肩と背中を見てください。自分では見えないところほど、ホコリや髪の毛が残りやすい場所です。トイレの鏡の前で、背中を鏡に向けて振り返るだけでも、かなり見つけられます。
着ている間にホコリを寄せないために
冬は空気が乾いて静電気が起きやすく、服がホコリを引き寄せやすい季節です。静電気は、重ねる服の素材の組み合わせで起きやすさが変わります。ウールのコートの下にポリエステルのフリース、のように、帯電しやすい方向が逆の素材を重ねると、静電気がたまりやすくなります。
コート・ニット・マフラーのどの組み合わせが静電気を起こしやすいかは、静電気が起きにくい服の組み合わせ!コート・ニット・マフラーの素材の相性表で表にまとめています。黒いコートにホコリがつきやすいと感じているなら、中に着るものの素材も一緒に見直してみてください。
部屋の中でつくホコリは、座る場所を少し気にするだけで減らせます。毛足の長いラグや、毛羽立った布のソファに黒いパンツで長く座ると、繊維がそのまま移ります。黒い服で出かける日は、着替えてから布団やソファでごろごろしない。これだけでも違います〜。黒い服で出かける前に座る場所を少し気にするだけで、帰ってからの手入れもぐっと楽になります。
黒い服は、洗い方とブラシ1本でホコリが減る
黒い服の白いホコリは、ほとんどが洗濯中にほかの服から移った繊維くずです。タオルやフリースと分けて洗う、黒い服はネットに入れる、糸くずフィルターを毎回掃除する。これだけで、洗濯機から出したときのホコリはかなり減ります。ついてしまったものは、素材に合わせてブラシと粘着クリーナーを使い分ける。
黒い服がきれいに見えると、白黒の組み合わせが一段とすっきり見えます。ホコリのせいで黒を避けているなら、もったいないです〜。
黒い服のホコリに悩んでいるなら、是非参考にしてみてください!

