清潔感のある服装とは?おじさんっぽく見えない男の7つのチェック

テーブルにたたんだ白のシャツと、洋服ブラシ、白のレザースニーカー

清潔感のある服装、と言われても、具体的に何をすればいいのかは意外と分かりません。毎日お風呂に入っているし、服も洗っている。それなのに、なんとなく小汚く見える気がする。実はその原因、服の「状態」にあることがほとんどです。そこで今回は、人から見られている服のポイントを7つのチェック項目にして、ひとつずつ直し方とあわせてまとめてご紹介します!

目次

清潔感は「服の状態」で決まる

清潔感の話になると、「清潔感が大事」で終わってしまう記事が多いです。でも、大事なのは分かっていても、何を見ればいいかが分からなければ直しようがありません。

人が「この人、小汚いな」と感じるのは、服のブランドや値段ではなく、服がくたびれているかどうかです。シワが寄っている、毛玉がある、首まわりがよれている、靴が汚れている。一つひとつは小さなことでも、重なると全体がだらしなく見えます。逆に言えば、服を新しく買わなくても、手持ちの服の状態を整えるだけで、清潔感はかなり取り戻せます。

大事なのは、自分で確かめられる形にすることです。下の7つを、出かける前や週末にチェックしてみてください。

チェックするときは、鏡だけでなく、スマホで全身を撮ってみるのがおすすめです。鏡の前では無意識に姿勢を正してしまいますが、写真だと、シワや靴の汚れ、サイズのずれがそのまま写ります。自分の後ろ姿を見るのにも使えます!

人から見られる7つのチェック

チェック見る場所直し方
1. シワシャツの前身頃・袖、パンツの膝裏干し方を変える、スチームを当てる
2. 毛玉ニットの脇・袖口、スウェットのお腹まわり毛玉取り器やブラシで取る
3. ヨレTシャツの首まわり、ニットの袖口・裾直すより買い替える
4. 黄ばみ白シャツの襟・脇、白Tの首まわり着たらすぐ洗う、落ちなければ替える
5. 靴つま先の汚れ、かかとのすり減り、白いソールの黄ばみブラシと靴用クリーナーで手入れ
6. サイズ肩の縫い目の位置、袖丈、着丈肩で選んで、丈は直す
7. におい脇・襟・アウターの裏地洗えるものは洗う、アウターは干して風を通す

7つ全部が完璧である必要はありません。まずは自分がどこで引っかかっているかを知ること。たいていの人は、2〜3個当てはまるはずです。そこだけ直せば、見た目はぐっと変わります!

特に効くのは、顔に近いところと足元です。人は会ったときに、まず顔のまわりを見て、次に全身をざっと見ます。首まわりのヨレや襟の黄ばみ、靴の汚れは、その流れで真っ先に目に入る場所なので、時間がないときはここから直してください。

クローゼットの扉に掛けたチャコールのジャケットと、ラックの白のシャツとグレーのニット

チェック1:シワは干し方で半分減らせる

シワは、清潔感を一番わかりやすく下げるポイントです。特にシャツの前身頃と袖、パンツの膝裏は、人の目に入りやすい場所です。

アイロンがけが苦手な人は、まず干し方を変えてみてください。脱水が終わったらすぐに取り出し、肩をハンガーにしっかり合わせて、前身頃や袖を手で軽く引っ張って伸ばしてから干す。これだけで、乾いたあとのシワがかなり減ります。洗濯機の中に放置すると、そのまま形がついてしまうので、取り出すタイミングが大事です。

着る直前に気になるシワは、衣類スチーマーで蒸気を当てると、ハンガーに掛けたままでも伸ばせます。パナソニックの公式サイトでは、服の端を軽く引っ張りながら、ゆっくり動かして蒸気を当てる使い方を紹介しています。ただし、洗濯表示がアイロン不可の服には使えないので、先に表示を確認してください。ニットやジャケットのようにアイロンを当てにくい服にも使えるので、1台あると朝の支度が楽になります。

パンツの膝裏のシワは、座っている時間が長いとどうしてもできます。帰ったらすぐにハンガーに吊るして、一晩おいておくだけでも、翌朝にはかなり戻ります。脱いだまま床やイスに置かないこと。これが一番効くシワ対策です!

チェック2:毛玉は「ある」だけで古く見える

ニットやスウェットの毛玉は、服が古く見える一番の原因です。脇の下や袖口、カバンが当たるお腹まわりは、こすれやすいので毛玉ができやすい場所です。自分では見落としがちですが、人からはよく見えています。

毛玉は、できたら早めに取るのが基本です。広い範囲にびっしりできているなら電動の毛玉取り器、少しだけならブラシやハサミで取ります。素材によって使える道具が違うので、取り方の詳しい手順はニットの毛玉の取り方!毛玉取り器とブラシを素材で使い分けるにまとめています。

毛玉は、こすれる場所にできます。ショルダーバッグをいつも同じ側に掛けていると、その側の脇やお腹まわりだけ毛玉が増えます。ニットを着る日は、バッグを手で持つものに替えたり、掛ける側を時々入れ替えたりするだけでも、毛玉のでき方が変わります。

チェック3・4:首まわりのヨレと、襟や脇の黄ばみ

Tシャツの首まわりがよれて波打っている、ニットの袖口が伸びている。こうしたヨレは、顔に近い場所ほど目立ちます。首元がよれていると、それだけで部屋着のような印象になります。

ヨレは、残念ながら直すのが難しいです。首まわりが伸びたTシャツは、部屋着に回して、外で着る分は買い替えたほうが早いです。次に買うときは、首まわりのリブがしっかりしたもの、生地に厚みのあるものを選ぶと、ヨレにくくなります。黒や紺のTシャツは、首まわりだけ色があせて白っぽくなっていないかも、あわせて見ておきます。

ヨレを遅らせるには、着るときと脱ぐときに首まわりを引っ張らないことです。頭からかぶるときに首元を両手で大きく広げると、それだけでリブが伸びます。ハンガーに掛けるときも、首元から無理に入れず、裾から入れるようにすると長持ちします!

白いシャツやTシャツの襟、脇の黄ばみも、清潔感を大きく下げます。ライオンの公式サイトによると、黄ばみの主な原因は皮脂汚れで、襟・袖・脇に付きやすく、皮脂や汗が酸化して黄色くなります。皮脂汚れは目に見えにくいので、きれいに見える服でも黄ばみが進んでいることがあります。防ぐには、着たらできるだけ早く洗うこと。汚れやすい襟や脇は、洗う前に部分洗い用の洗剤をつけておくと落ちやすくなります。一度黄色くなってしまったものは、なかなか元には戻らないので、白いトップスは消耗品と割り切って、定期的に入れ替えるのが現実的です。

チェック5:靴は思っている以上に見られている

服がきれいでも、靴が汚れていると全体の印象が下がります。つま先の汚れ、かかとのすり減り、白いスニーカーのソールの黄ばみ。足元は自分の目線から遠いので、気づきにくいところです。

白いスニーカーは、汚れたらその都度、靴用のクリーナーで落とします。洗ったあとにソールが黄色くなってしまう場合は、洗い方に原因があることが多いので、白スニーカーの黄ばみの原因と落とし方!洗ったら黄色くなる理由を見てみてください。

レザーの靴やブーツは、ブラシでホコリを落とすだけでも見た目が変わります。シーズン前に一度、クリームまで入れておくと、ツヤが戻って足元がきれいに見えます。手入れの順番はレザーブーツの手入れの順番!初めてでも迷わないシーズン前の下ろし方で書いています。

靴ひもも見落としやすいところです。白い靴ひもが灰色に汚れていると、靴本体がきれいでも全体がくすんで見えます。靴ひもは手頃な値段で替えられるので、汚れが落ちなければ新しいものに替えるのが早いです。

スニーカーの手入れは、週末に1回まとめてやるくらいで十分です。玄関にブラシを1本置いておけば、帰ったときに軽くホコリを払う習慣もつけやすくなります。靴が整うと、服まで手入れしたくなるのも不思議なところです。

玄関のたたきに置いた白のレザースニーカーと靴用ブラシ

チェック6:サイズが合っていないと、きれいな服でもだらしない

シワも毛玉もない服でも、サイズが合っていないと清潔感は出ません。肩の縫い目が腕のほうに落ちている、袖が手の甲を覆っている、着丈が長すぎる。服が体から余っていると、それだけでだらしなく見えます。

見るのは、肩の縫い目が自分の肩の骨の端にあるかどうかです。ここが合っていれば、多少ゆとりのあるシルエットでもきちんと見えます。アウターは中に着るものまで考えてサイズを選ぶ必要があるので、アウターのサイズ選び!メンズは中に着るもので決める肩・袖・着丈も参考にしてみてください。

パンツは、裾が靴の上でくしゃっとたまっていないかを見ます。裾がたまっていると、脚のラインが途切れて、全体がもたついて見えます。裾上げで少し詰めるだけで、足元がすっきりして、清潔感がぐっと上がります!

チェック7:においは服の手入れで防ぐ

においは、見た目では分からないぶん、自分では気づきにくいところです。服の手入れで防げるのは、主に脇や襟、アウターの裏地に残ったにおいです。

洗えるTシャツやシャツは、1回着たら洗うのが基本です。毎日は洗えないニットやアウターは、帰ったらすぐにクローゼットにしまわず、ハンガーに掛けて風の通る場所で一晩干しておきます。湿気がこもったまま閉じ込めると、においが残りやすくなります。部屋干しした服がにおう場合は、干す間隔を広げて、早く乾かすようにすると変わります。

クローゼットに服を詰め込みすぎないことも大事です。服どうしがぎゅうぎゅうに押し合っていると、風が通らず、湿気がこもります。ハンガーの間にこぶし1つぶんくらいのすき間があると、においもシワも防ぎやすくなります。

毎日の手入れは3つだけ。道具はこれをそろえる

7つのチェックを毎日続けるのは大変なので、習慣にするのは3つだけで十分です。帰ったらアウターとパンツにブラシをかける。脱いだ服はハンガーに掛けて風を通す。毛玉と靴の汚れは、週末にまとめて見る。これだけで、服のくたびれはかなり遅らせられます。

下の表は、楽天の商品ページで在庫と価格を確認できたものです。僕が使ったうえでの感想ではなく、ページの表示をもとにした紹介として見てください。

種類製品名ページの表示価格(2026年10月18日に楽天で確認)
洋服ブラシアートブラシ 白馬毛の洋服ブラシ 天然木馬毛・天然木(ページの表示)3,970円
毛玉取り器パナソニック 毛玉クリーナー NI-LC300充電式(ページの表示)3,996円
靴のクリーナーコロンブス スニーカーケア リキッドシャンプー All materials 150mLスニーカー用(ページの表示)1,320円
靴のブラシM.MOWBRAY SPORTS クイックブラシスニーカー用(ページの表示)990円

価格は確認した日のもので、セールや店によって変わります。買う前に商品ページで最新の価格を確かめてください。

清潔感は、買うより整えるほうが早い

清潔感のある服装は、高い服を着ることでも、流行を追うことでもありません。シワ、毛玉、ヨレ、黄ばみ、靴、サイズ、におい。この7つを自分で確かめて、引っかかったところだけ直す。それだけで、同じ服でも見え方はまったく変わります。

まずは今日、クローゼットの前で一番よく着ている服を3枚出して、7つのチェックに当ててみてください。きっと、どこから手をつければいいかが見えてきます!

清潔感のある服装に迷っているなら、是非参考にしてみてください!

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この記事を書いた人

「何を買えばいいか分からない」。昔、外見でつまずいたときの僕がそうでした。そこから服の力に気づいて、DOMEBRAでは、カジュアルにアウトドアやストリート、ドメブラを混ぜた着こなしを軸に、選び方から合わせ方まで紹介しています。

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